火星 2020/11/29
昨夜は日没頃はベタ曇りでしたが19時を過ぎると雲が切れました。
念のために望遠鏡を出して火星に向けましたが、やはり揺れが大きい状態でした。まあ望遠鏡を出したばかりで外気との温度差があるので望遠鏡はそのまま外気温になじませておいて風呂に入りました。
風呂から出て一休み後に望遠鏡で火星を確認すると揺れがかなりおさまった感じがしたので撮影に入りました。
右)11月29日20時44分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=380、12000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
左)09月15日23時25分
ずいぶん小さくなりましたが11月の2週目に数日続いた安定した気流のとき以来のまともな写り方でした。
ダストの状態はどうかと見ましたが、あいだが開いてしまって見えている場所が変わっています。そこで過去に撮影した同じくらいの経度の写真を探し出してきて比較しました。
左は最接近前の9月15日の状態です。右側が欠けています。当時は撮影して何とも思っていませんでしたが今と比べれば良い写りをしています。右側が昨夜で左側が欠けています。
こうしてみると少し模様が霞んでいる部分もありますのでダストが広がっているようですが全体を覆い隠すほどにはなっていません。
画面ではほとんど見えませんでしたがまだ南極冠がポチっと写っています。
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