« やぎ座ε星の食を見る | トップページ | 衛星放送を見ながら放送衛星をみたこと »

2020年11月22日 (日)

ISSを肉眼で見たこと

今日も良く晴れましたが午後から南西風が強く吹きました。南西風は北風と違って日が沈んでも気圧配置が変化しないと収まることを知りません。
木星観測時刻になっても結構な風がベランダに吹き付けていました。
今日は16:45過ぎにISSが南西方向から上空を通過する予報だったので久しぶりに撮影の準備を整えて待ち構えていました。定員オーバーの7人が滞在しているISSがどう見えるか。
しかしまだ空が明るくて発見が遅れ、気が付いた時にはベランダの庇ぎりぎりを北東に飛行しており撮り逃がしてしまいました。まぁISSを肉眼で見たということにしておきましょう。
見え始めた木星は肉眼で見ても瞬いていたので望遠鏡すら向けず。

望遠鏡を6cm屈折に換装して星見にしました。
M27_20201122
11月22日17時52分 D=60mm、F=355mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1.5s×400フレームライブスタック、Gain=490、トリミング

こぎつね座にあるM27亜鈴星雲です。カラーで色のつく天体は貴重です。トータル10分の露出。
赤緯が+22.5度で南中高度が高く庇ギリギリでベランダから見える時間帯が限られます。経緯台への望遠鏡の搭載が左側なので南中を過ぎてからでないと視野に入ってきません。

木星は今南の空低くにありますが、あと6年経つと赤緯が+24度くらいまで北上します。そうなるとベランダから観測できる時間はごくわずかになってしまうのです。考えただけでおぞましい。
見やすい所に引っ越しますかね。

| |

« やぎ座ε星の食を見る | トップページ | 衛星放送を見ながら放送衛星をみたこと »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« やぎ座ε星の食を見る | トップページ | 衛星放送を見ながら放送衛星をみたこと »