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2020年11月15日 (日)

火星のダストストーム

昨夜から今朝にかけてもずっと晴天だったようですが連夜の観測は体にきつく深夜0時には力尽きてベランダ天文台を撤収しました。
撤収とはいっても雨の心配がないので三脚架台はベランダに残し鏡筒だけを仕舞って寝るだけなので数分で作業終了です。
日中は高気圧後面の南風が吹いて暖かく部屋で直射日光を浴びていると小春日和以上の暑さで半袖生活でした。

Jup_20201115_1658
11月15日16時58分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、6ms、Gain=250 4000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

昨日よりも気流は荒れ気味でした。17時以降はもっとひどくなったので、もうこれからは撮影は16時台で終わりですね。
もう少しすると大赤斑が出てくるのですが高度も下がって持ちこたえられませんでした。


惑星写真の答え合わせをさせてもらっている師匠たちのサイトを見ていると、数日前から火星でダストストームが発生しているとのことでした。
昨夜撮影した火星を見直してみました。
Mar_20201114_2042
11月14日20時42分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、4ms、Gain=290 6000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

火星の中央付近にほぼ東西に明るく黄色い帯が見えます。これが発生したダストストームの姿のようです。
いつも火星は変化がなくつまらないと思っていたので撮影してもノーチェックでした。

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