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2020年11月27日 (金)

夕食中の星食鑑賞

満月前までは月の暗縁に星が隠れる星食が見やすいので、惑星がボケボケだけど月がある晩はお月見がてら星食を観賞します。昨晩は久しぶりに木星が見えていたので撮影してみましたが、気流が悪かったので使い物にならず星食鑑賞に切り替えました。
昨夜の観賞スタイルは以下のようになっています。
P50_20201126_143833
ベランダに設置した経緯台に6cm屈折望遠鏡をセットしてCMOSカメラで月を撮影してPCに取り込んだ画像をHDMI経由でリアルタイムにテレビ画面に表示させます。画像ですが60fpsくらいの転送速度なので動画イメージです。拡大率は月全体が画面内に納まるのが見ていて癒されます。
星食の起きる時間以外は撮影の輝度を月面に合わせてお月見をしています。

P50_20201126_144100
パソコンのモニターの脇には各家庭に必ずあると言われる「天文年鑑」と「メシエ天体ビジュアルガイド」を常備。
パソコンのモニターにはフリーの星図ソフトで月中心に表示させて暗縁に接近する明るい恒星をモニターしています。こうすれば恒星が月のどのあたりに潜入するか一目でわかります。
潜入の時刻が迫ると撮影しているGainを上げて恒星に明るさを合わせます。月面は露出オーバーで眩しいため経緯台のでコントローラで画面の端に追いやり、暗縁部だけをキャプチャー表示に変え恒星を見やすくします。昨晩は月齢が進んで暗縁が狭くなっていましたが8等星の潜入まで確認できました。
地球照でぼんやり見えている月縁ギリギリまで恒星が迫り、あー消える消える と思う間もなくフッと消えます。

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