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2020年12月

2020年12月31日 (木)

年末なので阿蘇神社に報告に行く

6:40起床。
快晴の朝です。夜の間中北風が吹いていたので数年に一度の寒波という割には冷え込みの弱い朝です。
今日は2020年最終日なので多摩川CR上流端にある阿蘇神社まで自転車でお礼参りしてきます。
大みそかの日は大概帰省しているので、この日に自転車で多摩川CRを走るのは初めてではないでしょうか。

8:50出発~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道沿いのかつやで昼食~折り返して阿蘇神社
昨日は短時間ですが雨が降り雪不足の富士山は少し白く化粧直ししていましたがまだまだ黒い地肌も見えます。丹沢の山並みもほとんど雪は無いようです。
P50_20201231_114013
今年一年の自転車活動と鎖骨骨折の報告をして帰途につきます。
多摩川CRで14:00帰宅。
走行距離:96km

今日は強い冬型で帰路は追い風を期待しましたが予想に反して東風でした。今回の冬型による季節風の向きが関東南部では西にある山地の風下に入り風の淀んだ場所になってしまい、伊豆半島を回り込んだ西風が巻き込まれて反転して東風となって流れてくるのでした。役に立たない西風だとは思いつつ、そのおかげで日差したっぷりなのですから文句も言えません。

日没後は木星と土星の接近を観測
20201231
F=70mm、ASI224MC、SharpCap 3.2、縮小、トリミング

12月6日から今日までの木星と土星の接近の様子をまとめました。
赤い線は離角1度です。今日の離角は1度4分ほどでとうとう1度を超えました。接近観測も今日で打ち切りです。次回、2040年10月の接近までの離角はあと359度ということになります。

今回の接近は26日間で21日観測できました。夕方だけに限ると晴天率は81%という信じられない値になっています。この晴天をもう少し暖候期に振り分けてほしいくらいです。

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雨が降る前に新大阪駅へ

2020年も終わるので長らく放置してありました2018年ゴールデンウィークの紀伊半島ツーリングを締めくくっておきます。
【放置理由】
しばらく更新を停止していた2018年の年末、時間ができたので「有田でみかんの香りに包まれる 」までを投稿後、この日の記事まで書き上げてアップしようとしたところ失敗して消失。失意のうちに記憶に残っている部分で再作成してアップしたところまたも失敗して消失。翌日は自転車で帰省なのであきらめてフテ寝。
年を越して帰省先から戻ってきたら人が変わったように「なんかなぁ~」のような気分になり、そのままになったのでした。「なんかなぁ~」となった理由は思い出せません。
で、今年の夏から更新を再開しましたが星見のことばっかり。秋には鎖骨骨折で2か月自転車で走れない状態となって何やら染み出してくるものがありやっと書き上げる気になったわけです。

2018年5月2日(水)
5:00起床。
5日前の天気予報は珍しくぶれることがありませんでした。天気は雨になる前のどんより曇りで薄暗く、南寄りのぬるい風が吹いています。
今日は紀伊半島ツーリング最終日。雨となる前に新大阪駅まで走って新幹線で帰るのです。
昨日のうちに大阪国際YHの玄関が開く前の非常出口からの出方を教えてもらっていたので、着替えたらさっさと出発です。雨も心配ですが平日の大阪市内中心部を通過することになるので交通量の少ないうちに駆け抜けなければなりません。

5:30大阪国際YH出発~府204~R26~谷町筋~天満橋~天神橋筋~長柄橋~淀川沿い~R423~7:10新大阪駅着
Map20180502_01
梅田あたりでちょっと迷ったものの、追い風に助けられて順調に走行できました。
昔、出張で来ていた谷町あたりに寄り道。当時は辛かったけどどこか懐かしい。当時の大阪のお客さんが「大阪のまちは『筋』と『通り』で碁盤状になってんねん。南北の道をスジ、東西の道をトオリっちゅうねん。これ知っとったら迷わへんで」と教えてくれたことを思い出しました。
走行中にドライバーから関西弁で「何しとんねん、ぼけー」などと怒鳴られることを恐れていましたが何事もなく。
広い通りで自転車のオッチャンがふら~っと赤信号の横断歩道を渡っていく大阪らしいところも見ることができました。

新大阪駅まで 走行時間:1h18m、距離:28.0km

新大阪駅ではバス乗り場近くで自転車を解体して輪行袋へ。
新大阪からは始発の「のぞみ」がいっぱいあるので自由席の最後尾席を確保。
7:56新大阪発→10:11新横浜駅着

10:40新横浜駅出発~鶴見川CR~県14~県2~丸子橋~多摩川CRで12:10帰宅。
新横浜から 走行時間:1h14m、距離:26.0km

これで紀伊半島ツーリングは終了です。
ツーリング中パンクやメカトラブルもなく走行に専念できました。日本一大きな半島である紀伊半島はその海岸線沿いを走るだけでも十分な満足感の得られるコースでした。
総走行距離:771.1km、走行時間:37h04m


現在の新型コロナ流行の状況から思えば、なんて自由でのびのびと旅ができていたことでしょうか。
失ってから初めて気づくとはこのことなんですね。今から思えばこの年の連休はあと4日あったわけで、YHに連泊して雨をやり過ごしもうちょっと回ってくればよかった。
あの頃を再び、絶対取り戻したいと願う今日この頃です。

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2020年12月30日 (水)

TYIS閉会

拓郎に関する会員制公式情報サービス「TYIS」から12月上旬ころに届いていた封筒を今頃開封しました。
拓郎が2021年に予定していたラストツアーを中止するということは本人のラジオ番組を聞いて知っていましたが、「TYIS」も閉会するというお知らせでした。

20201230
一般のチケット先行予約では落選ばかりでしたが、この会の抽選では必ずどこかの会場のチケットを入手することができました。
そのサービスを閉じるということは、今度こそ本当に拓郎ライブは二度とないという宣言を突き付けられような気分です。
2019年7月3日、3年ぶりに行われたパシフィコ横浜国立大ホールでの「Live 73 years」コンサートに立ち会い、この時も客席でこれが最後かもしれないという思いを抱きながら見ていました。でもステージ上の拓郎はこれまで同様力強く生き生きと楽しそうに歌い喋っていました。まだまだいけるさと感じられました。
その後のラジオでも「大阪の借りは返す」ということで2021年ライブの話をしていたので、もう一度があるかと期待していました。
今の騒ぎがおさまっても、もう本当にコンサートをやってくれないのかい?

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2020年12月29日 (火)

金星 2020/12/29

朝方、移動性高気圧の後面に入り薄雲の多い空でしたが気流が落ち着いているんじゃないかと思い金星を見てみました。
金星もだいぶ太陽に近づき今日の離角は20度くらい。でもマイナス3.9等級の明るさがあるので自動導入すれば5cmファインダーの青空の中にポチっと光る金星がいるので導入は簡単。

Ven_20201229_08483
12月29日08時48分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=0、10000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

眼視でクラゲみたいに踊っていなかったので撮影してみました。
見かけの大きさは今の火星とほぼ同じになりました。欠け具合も少なくなり丸くなりました。来年3月下旬の外合にむけて太陽に近づき大きさも形もほとんど変化しなくなるので金星もそろそろ見納め。木星、土星も太陽に近づき、火星はしぼんでしまい惑星は閑散期到来です。

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2020年12月27日 (日)

火星 2020/12/27

7:00起床。
いつまでも暗いので寝坊しました。南の空は薄雲がいっぱいで上ったばかりの太陽光を遮っていたためでした。
今日は移動性高気圧に覆われて風も弱く午後には南東寄りの風も予想されるので自転車は最初羽田に向かいます。
羽田に向かうのは鎖骨骨折した日以来です。

8:40出発~多摩川CRで多摩河原橋折り返し~羽田折り返し~多摩大橋まで周回して14:50帰宅。
走行距離:124km

羽田到着が10時過ぎで風向きが東寄りに変わるにはちょっと早すぎました。結局多摩水道橋あたりまで向かい風。12時過ぎるとようやく東風に変化して多摩大橋まで追い風でしたが、そうなると帰路は向かい風なのでした。大量の鼻水を流しながら帰宅。
鎖骨骨折後に回復走を始めてから今日でほぼ1000kmに達しました。回復走はおしまいにして冬季トレーニングに切り替えます。

日が暮れても晴れているので今日も木星と土星の様子を眺めました。
気流も昨日より落ち着いているのでついでに火星

Mar_20201227_1906
12月27日18時07分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、3ms、Gain=440、15000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

昨日より写りが良くなりました。南極冠が見えているようです。気流の安定次第ですが年を越しそうです。

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2020年12月26日 (土)

これまでの木星と土星接近

木星が土星に接近するのは約20年ごとということは、私の人生において木星と土星の接近は今回が3回目ということになります。
でも過去2回の記憶が全くないのはどうしてなのでしょうか。当時の天文年鑑を引っ張り出して現象の様子を調べてみました。

1回前の接近は2000年5月末ころで最接近時の離角は1度11分と離れています。しかも日出時東の空での高度は10度も無く見にくかったものと思われます。しかもこの頃は仕事が超忙しく部屋に望遠鏡も無くほぼ無関心だったようです。

2回前の接近は1981年1月から2月にかけての離角1度09分、7月にの離角1度12分でこちらも離れていました。太陽からは離れた空で見やすかったようです。すでに10cm反射望遠鏡を持っていましたが1月2月は受験の時期で木星土星どころではなかったんじゃないでしょうか。7月は梅雨の悪天だし受験に失敗して打ちひしがれ、再起をかけて星どころじゃなかった模様。

星を楽しめるのは精神的、時間的余裕が必要なようです。現在は晴れていれば毎晩望遠鏡をベランダに出していますからよっぽどヒマになったんですね。

では次回の接近の様子はどうなのでしょうか。
次回は2040年10月末前後となります。その時の最接近離角は1度06分と離れています。明け方の空低くに見えるようです。
ちなみにその次は2060年4月中旬の夕空で最接近離角は1度06分程度です。
あまり先のことまで調べても自分はもう存在していないのでこの辺にしておきましょう。
いずれにしても今回の接近は「超近かった」現象だったのです。今日の離角は31分でお月様の直径分くらいですが、まだ前2回、後2回の接近距離よりもずっと近い距離にいるので100倍でも同一視野に入ります。眼視して目に焼き付けておきました。

ついでに火星
Mar_20201226_1807
12月26日18時07分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2.5ms、Gain=300、12000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

ボケ気味ですがかろうじて模様が写りました。南極冠の存在はこの写真からは不明です。師匠たちの昨夜の写真を見るとまだ小さい極冠が写っています。冬の気流と口径5インチの分解能ではもう観測限界が来たということでしょう。

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2020年12月24日 (木)

木星と土星が接近した様子

今日で個人的な年内の仕事納め。
天気は久しぶりに一日中曇りで予想された南風は内陸からの冷気により上滑りして地上に届かずひんやりでした。
15日から9日間連続して観測できた木星と土星の接近の様子も今日で途切れたので、この間の両者の動きをまとめてみました。

Jupsat_20201224
12月15日~23日、カメラ用の70mmレンズをCMOSカメラASI224MCに接続して三脚で固定撮影したものを土星中心に合成

一定ペースで木星が土星の南側を通って西から東に通過していきました。

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2020年12月23日 (水)

木星と土星 2020/12/23

今日も晴れました。
距離を広げていく木星と土星です。今日の夕方での角距離は12分16秒で満月の直径の半分以下しか離れていませんのでまだまだ接近中です。

Jupsat_20201223_1703
12月23日17時03分 D=127mm、F=1500mm、0.5×レデューサー、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=160 、2000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、、縮小してトリミング

今日は惑星撮影用の望遠鏡に0.5×レデューサーをかまして両惑星を同一視野に入れての撮影です。
両惑星の撮影にもだいぶ慣れて土星の輪っかと木星の縞、3つのガリレオ衛星が写りました。
この画角で撮影できるのも今日までです。

ちなみに今日の木星までの距離は約8億9千万キロ、土星までは約16億2千万キロです。近くに見えていますが相当奥行きがあります。木星まで行って肉眼で土星を見ても7億キロ以上離れているので地球から見た木星のように明るい星にしか見えないのですね。

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2020年12月22日 (火)

木星と土星ついでに火星 2020/12/22

土星の西側にいた木星は昨夜のうちに土星の南を通過して東側に移動しました。
今日夕方の離角は7分15秒。焦点距離1500mmの5インチ望遠鏡の直焦点でASI224MCカメラのセンサー範囲内です。
Jupsat_20201222_1710
12月22日17時05分 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、15ms、Gain=235、1000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング

2日目ともなると経験値が上がって撮影と画像処理のウデが上がったのか昨日と比べてよい写り方です(クリックで拡大)。
木星の縞もしっかり、衛星も左にイオ、右にガニメデ、土星の明るさもそこそこで、かすかな模様とカッシーニの空隙がシミのように見えるじゃないですか。ウデが上がったのではなく昨日よりも気流の状態が良くなっていたのですね。
あすは両者はもっと離れてしまうのでこの構図で撮影するチャンスは二度とありません。2日間とも雲に邪魔されずラッキーでした。

試しに惑星本体を拡大撮影してみました。
Jup_20201222_1651
12月22日16時51分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、4ms、Gain=260、6000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

さすがに冬の空の低空なのでこの程度で仕方ありません。右端に大赤斑がいました。
今シーズンの撮り納めです。

Sat_20201222_1655
12月22日16時55分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バローADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=340、8000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

カッシーニの空隙は分離できず濃淡でその存在がわかる程度です。


Mar_20201222_1757
12月22日17時57分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=334、12000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

木星土星に比べて拡大率は高くしているのですがそれでもこんな大きさです。でも高度が高いので気流の影響が少なくそこそこ模様がシミのように見えます。
かすかに南極冠の存在もわかります。いつになったら消えるのでしょうか。

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2020年12月21日 (月)

木星と土星 2020/12/21

いよいよ木星と土星が一番近づく日です。
肉眼、双眼鏡、望遠鏡、CMOSカメラ、デジカメ総動員で楽しみました。南西方向のマンション上空を狙うので傍から見るとかなり怪しい動きです。

ベランダから眺めた風景
20201221
12月21日17時26分 28mmコンパクトデジカメ、露出1秒、ISO154、トリミング

両惑星の離角は6分40秒。視力検査で1.0は離角1分が分離できる視力。離角6分ということは視力0.2くらいでしょうか。でも実際は暗い空を背景にした明るさの異なる光点なので0.2では難しいかもしれません。28ミリのレンズではなんとか2つの星に分離しています。
5インチ望遠鏡で6ミリアイピースを使って250倍で見ても両惑星は同一視野内です。両惑星の模様や衛星も見えて感動的。

Jupsat_20201221_1649
12月21日17時05分 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1.0ms、Gain=260、2000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング

ついに1500ミリ直焦点でセンサーの狭いASI224MCの画面内に両惑星が入り込みました。スバラシイ。
両者の明るさの差は2.6等級もちがうので木星の縞を表現しようとすると土星が暗くなり、土星を目立たせると木星の縞が飛んでしまい、いい塩梅が難しい被写体です。
明日の夕方でも離角は7分ちょっとなので明日も狙える距離です。

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2020年12月20日 (日)

木星と土星 2020/12/20

明け方のISS観測後、画像処理などしていて結局二度寝せずに自転車で出発。

9:30出発~多摩川CRで羽村折り返して14:00帰宅。
今日は日差したっぷりでしたが冷たい北風が強かった。河川敷グラウンドからは土埃も舞い上がっていたので10m/sくらいは吹いていたのではないでしょうか。羽村までの向かい風で疲れてしまったので折り返して追い風走行を楽しみました。
走行距離:87km

木星土星最接近まであと1日

Jupsat_20201220_1705
12月20日17時05分 D=127mm、F=1500mm、0.5×レデューサー、ASI224MC
SharpCap 3.2、3.5ms、Gain=112 、2000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング

今日は惑星撮影用の望遠鏡で両惑星が同一視野に入るかと期待しましたが惜しくもかなわず。0.5×レデューサーをかましての撮影でした。
でも土星の輪っかとかろうじて木星の縞、うっすらと3つのガリレオ衛星が写りました。
明日はレデューサー無しで両惑星が撮影できるはず。

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ISSを撮る 2020/12/20朝

今朝の明け方前、5:52頃から5:54頃にかけてISSの北行通過が見られました。
南西方向から接近してかなり高度の高い所を通過して北東方向に抜けていくコースで、接近前から早期発見、導入ができるベランダからは狙いやすいコースでした。

Iss_20201220_0554
12月20日05時54分頃 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1ms、Gain=320、画面キャプチャ、RegiStax 6で強調処理、トリミング。経緯台にてファインダーを覗きながら手動で追尾。

12月10日よりも距離が近いので大き目に写りました。太陽光は左手から差し込んでおりISSの右側が影となる部分が多かったようです。
ドッキングしているクルードラゴン宇宙船はたぶん上側の出っ張り部分です。

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2020年12月19日 (土)

木星と土星 2020/12/19

6:40起床。薄雲がかかりながらも晴れています。北風があるせいかここ数日よりは冷え込みが弱い感じ。
でも日差しが弱く寒々しいのでしばらく自転車の出発待ち。
9:20出発~多摩川CRで羽村折り返して14:00帰宅。
今週はさすがに指切りグローブはやめて冬用にしました。出発後も雲の量と厚みは増える一方で、多摩大橋あたりからやっと日差しがこぼれましたが雲の多い状態でさっぱり体温も上がらず距離を伸ばせないままに帰宅。
走行距離:92km


幸い夕方には雲も切れて木星と土星の接近を観賞
Jupsat_20201219_1714
12月19日17時14分 D=60mm、F=355mm、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=150 、1000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング

最接近まであと2日。センサーサイズの小さなASI224MCカメラでも6cm屈折の焦点距離なら木星と土星が同一視野で撮影できます。
でも木星の縞と衛星と土星を同時に撮ろうとしてもそれぞれの明るさの差が大きいのでどれかを犠牲にしなければなりません。今回は木星本体は露出オーバーで木星の4つの衛星と土星の輪っかを表現しました。

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2020年12月18日 (金)

月 2020/12/18

高気圧もようやく日本の南海上に張り出す形になり冬型が緩んでも北東風が吹き込んで風のぶつかりによるキレの悪い雲が湧くことも亡くなりました。今日はいったん寒気の流れ込みがおさまりましたが惑星はボケボケでした。
もう土星も木星も低くなり、火星もすっかりしぼんでしまって来年の桜の季節ころまでは惑星ロス状態が続きそうです。

Moon_20201218_1717
12月18日17時17分 D=60mm、F=355mm、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、1ms、Gain=256 、2000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

今日くらいの月を三日月だと思っていましたが今日はほぼ4日月で、昨日が三日月だったようです三日月って結構細い月なんですね。
月も拡大撮影すればいろいろな地形があって面白いのですが気流の影響でボケボケになるので影響の目立たない全景で我慢です。
南極地方の欠け際でちょっと離れて1点だけ日の当たっているピークが光っています。

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2020年12月17日 (木)

接近する木星と土星に接近する月

日差したっぷりの晴天で部屋の気温は25度近く、昼間は半袖短パン姿でテレワーク。
でもちょっと日が傾くと気温急降下。さらに夕方は窓全開で木星と土星接近の観賞と撮影をするので部屋の気温は一けたに急降下です。
そんな木星と土星の近くに月が近づいていました。

20201217
12月17日16時54分 8倍×42mm双眼鏡、28mmコンパクトデジカメでコリメート撮影、
露出1/15秒、ISO=154、縮小、トリミング

両者が程よく収まる良い光学系が無かったので苦肉の策で双眼鏡+コンデジでコリメート撮影しました。
もっと暗くなってから地球照を入れて撮りたかったのですがこの近辺で雲がわいて邪魔され続けるうちに南西のマンションに隠れてしまいました。

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木星と土星 2020/12/16

強い寒気の流れ込みで惑星屋さんは冬眠ですね。
木星と土星の接近の様子を6日から16日までまとめてみました。
202012161
F=70mm、ASI224MC、SharpCap 3.2、縮小、トリミング

雲により4回の欠測がありますが木星を基準に土星が接近してくる様子です。南北方向は無視。画像を眺めていると脳ミソが勝手に欠けている日の位置をプロットしてくれますね。
露出時間とかバラバラで像の大きさがそろっていないのが小学校の自由研究みたいでいい感じです。
昨日の夕方で約37分の離角。満月1個分とちょっとの距離です。


昨日は望遠鏡で94倍の倍率で見てみると両惑星が同一視野に納まるようになっていました。
202012162
12月16日16時50分 D=127mm、F=1500mm、16mmアイピース見かけ視界84°
28mmコンパクトデジカメでコリメート撮影、露出1/14秒、ISO=200、縮小、トリミング、180度反転

望遠鏡で覗いたイメージです。
カメラは手持ちで広視界アイピースの端と端なので像がブレて土星の輪が分離していませんが面積を持って見え始めました。
望遠鏡発明以来、両惑星を高倍率で同一視野に見られるのは今回が初めてのことらしいです。

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2020年12月16日 (水)

気象衛星ひまわりを見る

 日付の変わる前に気象衛星ひまわりのそばをオリオン座のM42が通過していくのを見てみました。
気象衛星ひまわり8号と9号は東経140.7度あたりの赤道上空にあり、ベランダ天文台(北緯35.6度)から見た場合は方位178度、高度48.6度あたりに静止して見えます。
オリオン座の散光星雲M42の赤緯は-5.4度ほどなのでベランダ天文台からM42を視野に入れて追尾していると星雲の南のほうを静止衛星がゆっくり移動していくのを見ることができます。M42が日周運動で動いているんですけど。

_20201215_2333
12月15日23時33分 D=60mm、F=355mm、ASI224MC、固定撮影
SharpCap 3.2、10s、Gain350、縮小、トリミング

静止衛星だけの写真ではさみしいので明るいM42星雲が通過していく時間を狙って撮影しました。
経緯台で方位と高度を合わせて望遠鏡を向けると視野にひまわりが見えてきます。ほぼ衝の時刻で10等星くらいの明るさ。
10秒間の固定撮影で星が日周運動で線になります。上の方に明るく広がっているのがM42星雲です。
この時間はひまわり9号のほうが北側にいますが、軌道の関係で8号が北がに見える時もあります。

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2020年12月15日 (火)

NGC253を撮る

冬型が強まり透明度の良い夜になりました。
月もないので室内で暖かくしながら電視観望しました。

Ngc253_20201215_1945
12月15日19時45分 D=60mm、F=355mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、2.0s×625フレームライブスタック、Gain450、縮小、トリミング

ちょうこくしつ座の系外銀河NGC253です。ベランダ天文台のから観測できる一番大きな銀河です。
8等級の明るさで南天の低い所にありますが今日のように透明度の良い日は良く写ります。

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2020年12月14日 (月)

闘傷日記 73日目

せっかく本格的な冬型に変わってきたのに風のぶつかりと寒気により関東南部は午後からドン曇りになりました。
木星と土星の接近を連続で記録したいのに途切れ途切れです。

さて今日は3週間ぶりの整形外科での検診でした。
全回の診断以降ずっと普段通りの生活に戻しているので今更感はあるのですが念のためです。
レントゲン撮影を行いお医者さんの結果を拝聴。
「前回よりもしっかりとくっ付いている。まだ一部に影があるので完治ではないかな。」
だそうです。
確かに骨折部の黒い影は薄くなっていますが、端の方に一部濃い部分が残っていました。
普段の生活に影響はないですが、また自転車でコケるとかには注意しないといけませんね。

次回1か月後に再検診となりました。

ついでに昨夜の火星
Mar_20201213_1939
12月13日19時39分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=300 10000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

悪気流でボケてはいますが南極冠の存在はかすかにわかります。最接近の頃と比べると見かけの大きさは半分くらいにまで小さくなりました。

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2020年12月13日 (日)

月と金星 2020/12/13

5:00起床。
明け方の空低く、月と金星の接近でした。
いつものごとく雲がかかって見えませんでしたが次第に切れて姿を現しました。
今回の接近では地球全体で見ると金星食となっていたので時間が早いほど両者の距離は近かったのですが雲がどいて見え始めたころには大分離れてしまいました。
2020121301
2020年12月13日05時55分 28mmコンパクトデジカメ、露出1秒、縮小、トリミング

ベランダから南東方向の様子です。
左はお隣さんとの仕切りの壁、右は前の家の屋根。今回はラッキーなことにそのはさまれたV字型に切れ込んだ狭い空域に月と金星が昇ってきていました。

2020121304  
2020年12月13日05時44分 D=60mm、F=355mm、25mmアイピース
28mmコンパクトデジカメでコリメート撮影、露出1秒、ISO=800、縮小、トリミング

6cm屈折に25mmアイピースで約14倍、それをコンパクトデジカメでコリメート撮影しました。手持ちで1秒露出で地球照も撮りたかったので手振れがひどく十数枚のうちの一番いいやつ。
この時刻、月が地球に接近していて視直径33分の大きさ。大体月の直径分離れていますので月の縁から0.5度。10倍の双眼鏡で眺めるときれいでした。

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2020年12月12日 (土)

闘傷日記 71日目、ちょっと火星

6:00起床。相変わらず雲の多い天気です。ちょっと晴れたかと思うとすぐ雲が広がります。その割には南岸低気圧の通過が無く10月中旬以来2か月まとまった雨がありません。

今日は自転車回復走。まだ一般道をガンガン走ることはせずCRを一定ペースで走って走力を戻します。
8:30出発~多摩川CR~
出発してからマスクを忘れたことに気づきました。今日はどこにも立ち寄らず自転車の上で過ごすことに覚悟を決めて走りました。
多摩大橋あたりで雲が切れて日差しが出ました。
羽村折り返して府中四谷橋~多摩大橋間周回して14:00帰宅。
結局途中の自販機で缶コーヒー1本だけ摂取して走り切りました。
走行距離:115km

雲が多いながらも一瞬晴れるのでそのタイミングで火星を撮影
Mar_20201211_2218
左)2020年12月11日22時18分
右)2020年12月12日17時40分

まだ南極冠は見えています。

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2020年12月11日 (金)

月 2020/12/11

5:50起床。
曇っていると思ったら地平線付近が朝焼けで赤く染まり金星と月が輝いていました。
条件反射的に望遠鏡をセットしはじめて月を撮影していたのでした。

Moon_20201211_0613
12月11日06時13分 D=60mm、F=355mm、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、1ms、Gain=240、2000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

下弦を過ぎると見えている範囲で海の割合が多いので望遠鏡で見ると穏やかな表情に感じます。

ついでに昨夜の火星
Mar_20201210_1933
12月10日19時33分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=310、8000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲越しで気流も良くなく模様ははっきりしませんが、南極冠はかすかに見えているような気がします。
火星の暦では2月中旬頃で北半球は早春を迎えていますが北極地方は広い範囲で白っぽくなっています。

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2020年12月10日 (木)

ISSを撮る 2020/12/10

相変わらず雲の多い天気でしたが夕方頃は低い雲は消えて上空の薄雲が流れていました。その薄雲を通して昨日に引き続き夕方の空にISSの南行が見られました。
日没から40分後で近くを通過するので高度も高く明るく見えました。

Iss_20201210_17093_20201211175201  
12月10日17時09分頃 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1ms、Gain=320、画面キャプチャ、RegiStax 6で強調処理、トリミング。経緯台にてファインダーを覗きながら手動で追尾。

今日は火星のすぐ近くを通過する予報だったので望遠鏡を火星に向けて待ち構えていました。案の定待ち構えていたファインダーの中にISSが飛び込んできたので早めに望遠鏡に導入成功で大きく写りました。高度も高かったので気流の影響の少ないフレームを探し出して強調処理を加えてみました。左側のラジエーターが一番明るく輝いています。
下は答え合わせ用のISSの姿。
20201210  
SpaceXのTWITTERにアップされていた動画から

12月7日にドラゴン補給船がドッキング前に上から撮影したISSの姿です。向きを撮影したISSと合わせてみました。
クルードラゴン宇宙船は手前側にドッキングしていますね。向こう側はプログレス宇宙船。太陽光パネルはバラバラの方向を向いているので地上からの撮影でも反射する面としない面で見え方が違っています。

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2020年12月 9日 (水)

ISSを撮る 2020/12/09

今日の夕方はISSの南行が見られました。
雲の多い空でしたが北西の空から南の空に向かってマイナス3等近い明るさで飛行していく姿が見られました。
北側から飛行してくるISSをベランダ天文台の望遠鏡で狙う場合は建物の庇から現れ次第導入しないと、どんどん遠ざかってしまいます。軽く手動導入の素振りをしながら出現を待ち構えました。

Iss_20201209_1757
12月09日17時57分頃 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1ms、Gain=320、動画から18枚フレームキャプチャしてスタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング。経緯台にてファインダーを覗きながら手動で追尾。

撮影できたのは9月11日以来です。秋以降は悪天やタイミングが合わなかったのですが今回は捉えることに成功しました。
ちょっとピントが甘かったようです。しかも気流の悪さも影響しています。
現在は11月に野口さんが乗って行ったクルードラゴン宇宙船と昨日ドラゴン補給船がドッキングしているのですが見えているでしょうか。

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2020年12月 8日 (火)

下弦 2020/12/08

朝日たっぷりで良く晴れ渡った朝、テレワーク開始前のひととき、金星でも撮ってみるかと望遠鏡をセッティングして導入して見たら悪気流でボケボケでした。
しょうがないので青空の中に白く浮かんでいた月を撮ってみました。
Moon_20201208_0821
12月08日08時21分、D=60mm、F=355mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、3ms、Gain=0、縮小、トリミング

いつもは動画で撮影してスタックしているのですが今回は1枚撮りです。背景の青空が明るいのでコントラストの無い画像になりました。
9時37分が下弦なのでほぼ下弦の月です。クレーター縁のエッジが立っていないのは悪気流のせいです。

昼過ぎまで上天気でTシャツ短パンで仕事していたら14時を過ぎるころから例のキレの悪い雲がたなびき始め、あっというまにドン曇りになり日差しがカット。星見もカットだわー。

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2020年12月 7日 (月)

木星と土星 2020/12/07

穏やかで日差したっぷりの一日でした。
これなら惑星も良く見えるのではと期待してさっそく木星を導入してみると、期待は打ち砕かれたのでした。100倍の眼視でさえメラメラと揺れているのが分かり惑星用の望遠鏡はお役御免です。

その木星と土星が21日ころに向かって接近していきます。
20201207
2020年12月07日17時15分 28mmコンパクトデジカメ、露出1秒、縮小、トリミング

ベランダから見た南西方向の空です。左の影は今日の出番がなくなった望遠鏡です。
道路を挟んだマンションの上空に木星(明るいほう)と土星が並んで光っています。今日の離角は1.6度くらいでしょうか。最接近するのは21日22時過ぎで離角は0.1度まで接近します。その時刻には沈んでしまっていますが、夕方の空でこのカメラでは分離できず1つの星になってしまうのではないでしょうか。
どうかキレの悪い雲が邪魔しませんように。

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2020年12月 6日 (日)

木星と火星 2020/12/06

今夜は日没から星見ができました。
さっそく木星を導入して眼視で見てみると木星面に衛星の影が落ちているのが分かります。久しぶりにボケボケがひどくない気流のようです。急ぎ撮影に入りました。

Jup_20201206_16591
12月06日16時59分、D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、3ms、Gain=340、8000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

衛星の影が見えているのでやっと採用できる程度の木星が写りました。久しぶりです。
木星面に影を落としているのはエウロパでした。高度は25度くらいまで下がっているので影が見えているとはいえ気流の影響で丸い黒点には写らずシミのように広がっています。今シーズンの衛星の影を見るチャンスもあと数回となりました。
影と同じ緯度の木星面の右端にエウロパ本体が木星面の経過を終えて離脱しようとしてニキビのように出っ張って見えています。縞の中にある渦はもう写りませんね。

Mar_20201206_2117
12月06日21時17分、D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=300、15000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

そこそこ見える気流状態なのでついでに火星です。今日も南極冠は見えています。

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闘傷日記 65日目

6:30起床。日出直前ですが晴れています。ただ、雲が南東の空低くにあるので日が差し始めたのは7時過ぎでした。
昨日日中日差しが無く冷え込んだうえに夜に晴れたので今朝はこの秋一番の冷え込みになりました。今日は自転車回復走ですが気温が上がるまでしばらく待機で青空の中の金星を見てみました。来年には昼間に金星が月に隠される金星食があるので撮影練習しておかないと。

Vea_20201206_0826

12月06日08時26分、D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、0.5ms、Gain=110、5000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

いつもの金星は千切れんばかりに揺れていますが今朝は意外と落ち着いていました。これだけの面積で写るのですから何か模様が写ってほしいのですが可視光では無理らしいのです。金星フィルターというものがあり近紫外線の光で撮影すると上空の雲が映るらしいのですが3万円以上もするのよ~。

1枚目を試写して画像処理して像の乱れが少なかったのでフレーム数を増やして撮影していたらいつの間にかキレの悪い雲が忍び寄っていたようで雲に隠されました。時間が経つにつれて雲が広がってきたので結局試写したこの1枚を掲載。もうキレの悪い雲は迷惑だわ。

日差しがなくなり待っても暖かくなりそうもないので自転車回復走に出発です。

9:20出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川左岸~多摩川右岸CR~
立日橋を過ぎるとようやくキレの悪い雲の影響範囲を脱して日差しを浴び始めました。暖かい。
P50_20201206_074340
日野橋架け替え工事
去年の台風19号の洪水で橋脚が洗堀されて橋桁の復旧工事が終わって通行可能になっていた日野橋のアンダーパスが再び工事で通行止めになっていました。どうやら日野橋を架け替えるようで、仮橋の建設工事だそうです。日野橋は1926年架橋ですでに94年も経過していたのです。
東京都南多摩西部建設事務所のHPで調べたところ、仮橋建設に3年、現橋撤去と新橋架橋に7年、仮橋撤去に2年の12年の工事期間が予定されています。
たとえ仮橋とは言え洪水でも流されないしっかりした橋を造らなければならないので、第一期工事として今年11月から来年6月までで日野市側に4本の橋脚を作るらしいです。

でも日野橋のすぐ上流には立日橋、下流1.5キロくらいにはR20の新しい石田大橋があるのですから、仮橋なんか作らないで日野橋をしばらく使えなくして現橋撤去と新橋架橋で7年で済ませれば時間と税金の大きな節約になるのになぁ。台風被害で半年以上使えなくても何とかなっていたんじゃないの?

~多摩大橋~多摩川CRで羽村の堰折り返し~多摩川CRで14:20帰宅。
帰路は東寄りの冷たい向かい風で鼻水が止まりませんでした。
走行距離:104km

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2020年12月 5日 (土)

火星 2020/12/05

今日もあのいやらしい関東沖の低気圧のせいで真冬並みの寒さ。まあ寒さは良いのですが日差しがないのが応えます。今年は秋雨シーズンが終わってからから東シナ海で発生する前線を伴う南岸低気圧の通過が無く変なクセがついてしまっています。やってくる移動性高気圧は東北地方を通過していくので関東南部は北東気流の影響を受けてしまいます。この流れを変えるには日本の南海上に高気圧が張り出してこれるような強い南岸低気圧の通過を期待します(日本海側は大変ですが)。

今日は自転車の回復走ができず、星見もあきらめていましたが21時頃になって雲が切れたので火星を写しました。

Mar_20201205_2113
右)12月05日21時13分 左)12月03日20時15分
共通)D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=310、15000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

3日の夜と比べると今夜は気流の状態が良かったようです。模様の見え方が全然違います。まだ南極冠は見えています。
そんな火星はどうでもいいのですが、11月下旬から木星がまともに写せていません。

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2020年12月 1日 (火)

火星 2020/12/01

弱い冬型が続き、3日おき程度で小さな移動性高気圧が東北地方を通過した後に関東の南で低気圧がわいて切れの悪い曇天をもたらすパターンが繰り返されています。
上空の風はもう弱まることは無く惑星の揺れ揺れが収まりません。晴れていれば木星を狙っているのですが、すでに南西の空に下がっていてキレのある木星面は拝めなくなりました。
火星は南中高度が高いので木星ほど気流の影響は受けないのでタイミングが良いと模様が写ってくれます。

Mar_20201201_2059
12月01日20時59分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=320、15000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

やはり気流のせいでダストストームの様子ははっきりしません。
南極冠が見えているのは確実です。これから先は南極冠がいつまで写ってくれるかに集中します。

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