木星と火星 2020/12/06
今夜は日没から星見ができました。
さっそく木星を導入して眼視で見てみると木星面に衛星の影が落ちているのが分かります。久しぶりにボケボケがひどくない気流のようです。急ぎ撮影に入りました。
12月06日16時59分、D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、3ms、Gain=340、8000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
衛星の影が見えているのでやっと採用できる程度の木星が写りました。久しぶりです。
木星面に影を落としているのはエウロパでした。高度は25度くらいまで下がっているので影が見えているとはいえ気流の影響で丸い黒点には写らずシミのように広がっています。今シーズンの衛星の影を見るチャンスもあと数回となりました。
影と同じ緯度の木星面の右端にエウロパ本体が木星面の経過を終えて離脱しようとしてニキビのように出っ張って見えています。縞の中にある渦はもう写りませんね。
12月06日21時17分、D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=300、15000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
そこそこ見える気流状態なのでついでに火星です。今日も南極冠は見えています。
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