ISSを撮る 2021/01/09
5:20起床。
今年初めてのISS撮影です。
外は冷え込んでいます。室内にある望遠鏡との温度差が大きいのでまずは望遠鏡を外気温に慣ならすため経緯台に同架して放置。
スピカを使ってバーティノフマスクでピント合わせしておくと、望遠鏡が冷えるにつれてピントがずれていくのが分かります。
30分ほどして月でピントを合わせ直してISSの到来を待ちました。
今日のは西の空に現れて南南東の空に消えていくコースで高度は30度ほど、最接近距離は780kmくらいでした。
1月09日06時13分頃 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1ms、Gain=290、画面キャプチャ、RegiStax 6で強調処理、トリミング。経緯台にてファインダーを覗きながら手動で追尾。
寒気の影響で気流の状態が悪く、写っているISSの姿は動画で見るとふにゃふにゃと微妙に変形しながら飛行していました。今日は解像度がとても悪いです。その中から良さげな3コマを抽出。1から3の順で飛行しています。
1は接近してくる姿で左右の太陽光パネルと「きぼう」とドッキングしているクルードラゴン宇宙船が一体になって見えているものと思われます。
2は最接近に近く左右の太陽光パネルがこちらに向かって縦一直線に並んでいます。左に突き出しているのが「きぼう」とクルードラゴン宇宙船、右側は影になっていてラジエーターとプログレス宇宙船の一部が光って見えています。
3は去っていく姿で1の背面を見ていることになります。
惑星の楽しみの無いこの冬はISSを頑張って撮っていきましょう。
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