水星と火星 2021/01/22
移動性高気圧の後面に入り午後には雲る予報でしたが思いのほか晴れて日が暮れても青空がありました。
水星が東方最大離角近くで探してみると南西マンションの上空ギリギリにチコッと光っていたので撮影してみました。
1月22日17時32分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=350、15000フレームを20%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
高度はわずか10度ほどの低空でゆらゆらと揺れていましたがマイナス0.7等と明るいのでシャッター速度を速くしてフレーム数を稼ぎました。
Wavelet処理すると半月形に欠けた姿が浮かび上がってきました。冬の低空で形が写れば合格ということで採用。
低空であれだけ写るならと火星にも向けてみました。
1月22日17時40分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、2ms、Gain=350、18000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
小さいながらも何とか模様が写りました。見かけの大きさがほとんど水星と同じになっています。水星の視直径は6.6秒、火星の視直径は8.5秒です。今日の地球からの距離は火星のほうが水星より遠い所にあります。
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