ISSを撮る 2021/01/20
次第に移動性高気圧に覆われはじめ冬型が崩れ始めました。上空寒気の流れ込みも止まって気流は安定方向に変化しているようです。
今日も懲りずにISS撮影に精を出します。
今日のコースは南西から天頂の南側高くを通過して北東に抜けていくコースで最接近距離は460kmになります。昨日よりも太陽とISSの角度が大きいので期待されました。
1月20日17時22分頃 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、0.8ms、Gain=220、画面キャプチャ、RegiStax 6で強調処理、トリミング。経緯台にてファインダーを覗きながら手動で追尾。
ベランダ天文台においては建物の庇がある限り最接近時のISSの姿を捉えることはできません。南西の空から次第に明るさを増して接近してくるISSをファインダーで追跡しながら、これからって時に庇が遮ります。
しかし撮影後の動画を見て写りの良さに驚きました。昨日がひどすぎたのですが・・・。
太陽光の当たり具合も良く垂直に立った太陽光パネルも見え、ドラゴン宇宙船からプログレス宇宙船までがスッキリ写っています。気流の安定度でこれほど差が出るのです。
気を良くして写りの良い連続する4画像でスタック処理してみました。
1月20日17時22分頃 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、0.8ms、Gain=220、4枚をスタック×1.5drizzele処理、RegiStax 6で強調処理、トリミング。経緯台にてファインダーを覗きながら手動で追尾。
スタック時に1.5倍拡大してあります。
今回の撮影はGain値を220まで下げたのとスタックした効果でノイズが減りました。いつもは露出オーバーで光り輝いていたラジエーターでしたが、この画像ではあみあみ模様が写り込んでいます。スバラシイ。
今夜は満足して眠れそうです。
| 固定リンク | 0
コメント