金星 2021/01/29
ここ数日パッとしない天気でしたが今日は朝からピーカンの快晴。
まだ風も強まっていないので金星に望遠鏡を向けてみました。
1月29日08時40分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、0.25ms、Gain=200、10000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
太陽との離角は13度ほどに近くなってきましたが、空気が澄んでいたおかげで5cmファインダー内の白っぽい青空の中に捕らえることができました。
ただでさえ気流が悪いのに、離角が小さいため太陽光が望遠鏡内に差し込んで筒内の気温が上昇し望遠鏡内部の気流が乱れてよけいにふにゃふにゃでした。シャッタースピードを0.25msまで短くしたところ何とか丸い金星に結像しました。もっとも像の周辺はぼやけているので本当の大きさで写っているのかは不明です。内合近くの細い金星も太陽に近いのでキレのある細い姿を捉えるのは大変なことが想像されます。
今日、木星はやっと合となり明日からは明け方の空に移ります。その姿を写せるようになるのは3月下旬ころでしょうか。
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