ペンタ棒活躍
CMOSカメラのセンサーに汚れが付着して影として写り込むのでリコーのイメージセンサークリーニングキット(通称ペンタ棒)を購入。
昨日さっそく使ってみました。
左の白い棒の先に赤いグミのようなものがついているのがペンタ棒の先端。この部分は粘着性があってセンサー面に直接押し付けてゴミをくっつけて取り去る方式です。
汚れたペンタ棒は付属しているさらに粘着力の強いクリーニングシートに押し付けてシート側に汚れを移し取ってもらいます。
右の丸い穴の中に見えている四角いグレーの部分がCMOSセンサー。4.8mm×3.6mmの中に1304×976個の素子が並んでいます。こんな小さな場所に望遠鏡の集めた光が当たるだけで木星や土星などの姿があんな大きな画像になるなんて不思議ですなぁ。
撮影の仕方によりペンタ棒の先はセンサーよりかなり大きく写っていますが、実際は同じくらいの大きさです。一突きで清掃終了となりそうです。
体の静電気をアースしてからカメラのカバーを開けてセンサー面を露出させます。
ペンタ棒をクリーニングシートに押し付けてきれいにします。
精神統一をおこない息を殺してペンタ棒をセンサー面に垂直にそっと圧着させ、引きずらないようにまっすぐ引き上げます。
ペンタ棒をクリーニングシートに押し付けてきれいにします。
念のためもう一回、ちょっと位置を横にずらして同じ動作をして終了。
センサーにホコリが付かないうちにカバーを付けます。
ゴミがとれたかどうかの確認は望遠鏡にカメラを接続し青空に向けて撮影しておこないます。モニターに表示された画像内にゴミの影が消えていることが確認できました。
センサーが小さいのでクリーニングは簡単でした。
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