ISSを撮る 2021/03/11未明
4:30目覚まし時計で起床。
昨日から今朝にかけては一晩中快晴の夜空が広がっていたようです。3月に入って初めて雲を気にしなくて済む夜でした。しばらくベランダ天文台も閉じたままだったので昨夜は25時まで小惑星を自動導入して楽しんだ後、今朝のISS撮影に備えて就寝。もう貫徹するパワーはありません。
今朝のISSは北西から南東に向かって飛行するコース。天頂のちょっと東、高度82度あたりで430kmくらいまで接近します。もちろんその場所は庇に隠れて見えていませんが、頑張れば南東に抜けていく後姿を500kmくらいの距離から視野に捕らえられるはず。
カメラは惑星用のASI224MCに戻して撮影に挑みました。
3月11日05時23分頃 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC
SharpCap 3 .2、0.8ms、Gain=240、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング
気流もそこそこ落ち着いていたので連続した7枚の画像をスタック処理してみました。
今回はウマくいきました。4枚のパネルも写って発色も良い感じです。
太陽光は写真の左側から差していて左側のラジエータだけが明るく光り右側が影側となっています。クルードラゴン宇宙船は下側に明るく見えています。
ISSの太陽光パネルは耐用年数を過ぎてきているので今年から新しいパネルを既存パネルの上に設置するそうです。見え方が変わるのでしょうか。
ISS撮影を終えると明け方の赤く染まり始めた南東の空低くに細い月が見えていたのでついでに撮ってみました。
3月11日05時34分 D=60mm、F=355mm、ASI294MC
SharpCap 3 .2、5ms、Gain=280、2000フレームを20%スタック、RegiStax 6でWavelet処理 縮小、トリミング
この間満月だったのにしばらく雲に隠され続けている間にこんなに激やせしていました。
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