ISSを撮る 2021/05/14
今朝はもしかしたら晴れている可能性があったので3:30から望遠鏡をスタンバイしていましたが日出まで低い雲がかかり、木星観測は4連休となりました。日出後に急速に晴れ上がったので惜しかった。
その後薄曇り状態が続き、幸運にもISS通過時まで天気が持ちました。
今日のコースは南西から天頂の西を通過して北の空で地球の影に入ります。
ベランダからは接近中の姿を見ることができます。最接近の前に庇に隠れ、その時の距離がおよそ500kmくらい。ベランダに対して西の空を飛行していくので太陽との角度があまり良くありません。
5月14日20時32分頃 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II
SharpCap 4.0、0.8ms、Gain=230、8フレームをスタック、RegiStax 6でWavelet処理
ISSは上方向に飛行し太陽の光は右から照らしています。日没から2時間近いので太陽の光はISSの下側を照らしています。太陽光パネルはほぼ裏側しか見えていないので薄くしか写りません。
先端で星出宇宙飛行士の乗ってきたクルードラゴン宇宙船が白く光っています。 右側ラジエーターの反射が四角く強烈です。左側ラジエーターには本体の影が落ちているようです。下側のプログレス宇宙船の太陽光パネルはしっかり写りました。
今日は薄雲がかかっていたのでGainを10増やしましたがやや露出不足気味。「天和」に比べたら撮影し甲斐があります。
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