木星 2021/06/21
1:30ふと目が覚めました。
念のため外を見ると上空には白い薄雲が広がっているのが見え、その切れ間に木星が光っていました。
切れ間を待てば撮影できそうだったのでベランダ天文台をオープン。
木星を導入してみると薄雲越しにナミナミと小刻みに震えていました。雲の流れてくる西南西からの気流で揺れているようです。寒気による乱れと違って同じペースの揺れが続いていました。
6月21日02時51分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II
SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
何度か雲の切れ間で数分間撮影できました。初めの頃は大赤斑が右端に見えていましたが写りは今一つで、一番雲が薄く良かったのがこれ。
大赤斑は右下隅にほとんど沈んでしまいました。
その後続のコロコロとしたグレーの斑点上の縞が続いています。5つ子の白斑も順番に見えてくるころですがうっすら白い模様が2つくらい見えてるかどうかではっきりしません。
この後は雲の切れ目もほとんどなくなりました。気象衛星の赤外画像を見ても雲が東海から紀伊半島にかけて続いていたので3:20で終了し二度寝に入りました。
RAW16とRGB24の比較を行う余裕はなくいつも通りのRGB24での撮影でした。
| 固定リンク | 0
コメント