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2021年7月

2021年7月31日 (土)

7月は多摩川沿いしか走っていなかった

6:10起床。日差しが出ています。
星見後2度寝の時間が長く取れたたので涼しい時間に自転車で出発できると思っていましたがすぐ西方に雨雲があり多摩川CR上にかかっていたので出発待ち。

8:20出発~多摩川CR~府中四谷橋~多摩大橋間3周回
今日も不安定な天気予報だったので空の様子を見ながらの走行でした。
府中四谷橋~多摩大橋間を1周回すると約22km。羽村に向かう途中でこれを3周回しました。
同じところを周回するのは精神的にあまり楽しくないのですが7月は前半梅雨、後半急に暑くなって慣れるまで自重したりして走行距離が全然のびていません。7月最終日なので我慢して3周回してから羽村に向かいました。

~多摩川CR~羽村折り返し~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CRで16:20帰宅。
午後になると天気は安定する方向に変化して雨の心配は無くなりました。そうなると夜の星見が可能になるので体力を温存しながら帰宅しました。

走行距離:159km

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木星 2021/07/31

前夜は曇りであきらめ早寝し0:50に起床。
相変わらず雲だらけでしたが木星の周辺だけ雲が切れていたので急いで望遠鏡を展開。
こういう時、いつもなら木星を導入したところで雲に邪魔されるのですが今日は雲の動きがとてもゆっくりなので木星を導入してピントを合わせて撮影まで持ち込めました。
Jup_20210730_0106
7月31日01時06分~07分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを70%スタック×2、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

運は続かず3回目の撮影中に雲に隠れたので2回でDe-rotationです。
雲の動きが非常に遅い=上空の風が弱いということで木星の揺れは小さくそこそこの写りでした。
大赤斑が見えてくるちょっと前の位置で見どころの無い面でした。

Jup_20210730_0301
7月31日02時56分~02分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

その後ほぼ2時間雲に邪魔され続けあきらめかけていた3時前にやっとチャンス到来。10分間ほど雲のかからない時間があり連写。
積雲系の雲の近くでは気流が悪いですが少し離れると安定しました。29日とほぼ同じ位置になりますが大赤斑の芯がしっかり写っていて気流による写りの違いがよくわかります。

大赤斑の右に延びる濃い縞はコブが目立たなくなり一直線上になっています。北側を回って左側に南下するあたりまで太く濃い状態です

大赤斑の南側を縁取るように茶色の縞が巻き付いて右に少し伸びています。

この後は雲に隠された状態が続き北からは雨雲が接近してきたので撤収しました。

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2021年7月30日 (金)

木星 2021/07/30

高い所の雲がありましたが南東の空に木星が光っていたので22時から観測開始。だベランダに吹き込む南風が強くフードを付けると800×600のROI範囲内を木星が大きく揺れて時々飛び出すくらい揺れました。
タイトルは7/30ですが撮影は29日夜半前です。

Jup_20210729_2215
7月29日22時12分~18分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3000フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

まだ高度は25度くらいしかありませんでしたが大赤斑が中央を過ぎたばかりで我慢できずに撮影しました。
低い高度の割には昨日より気流は少し改善したようで大赤斑の芯が写っています。
例のコブはどうなったのかよく分かりませんが大赤斑お北側に盛り上がっている縞は以前より太く感じます。
大赤斑を回って右に延びていた縞は薄くなって途切れたようです。
北半球中緯度の2列の暗斑列の北群はミミズ縞の真ん中くらいまで進みました。ミミズ縞が薄くなったような気がしますが気流のせいかもしれません。

Jup_20210729_2341
7月29日23
時39分~43分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

8回の撮影でDe-rotationしようとしましたが後半3枚は雲がかかってキャンセルし5回で行っています。それでも高度が10度上がって35度くらいになり写りが少し良くなっています。
大赤斑は欠け際まで進みました。 五つ子白斑の3つが見え始めています。
赤道北の濃いエビ茶縞の北にある2つの斑点は同じ緯度にある斑点の中で最も色の濃いものです。

日付が30日に変わる前に急に曇られました。レーダーを見ると東京埼玉県境付近に南北の雨雲列が東進中で、それに向かって南から流れ込む気流で発生したようです。急に雨雲が湧く恐れがあったのでベランダから撤収しました。

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2021年7月29日 (木)

木星 2021/07/29

日本海に抜けた台風崩れの低気圧はさっさと大陸のほうに去ってくれればよかったのですが、停滞してしまい相変わらず低気圧圏内です。
一応今日の未明も木星を撮影しましたがずっと雲のかかった状態でした。

Jup_2210729_0127
7月29日01時27分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=340、2600フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲越しで気流も悪く大赤斑が見えていますが芯が写っていません。
大赤斑の右から接近していた太い縞の中のコブの一つがそろそろ大赤斑付近に到達するタイミングだと思うのですがこれでは全然分かりません。その右のコブもだいぶ近づいてきています。

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2021年7月28日 (水)

木星 2021/07/28

雲が散在し遠くでは雷光が光っていますが雲間から明るい月と木星が見えていました。
台風はまだ福島県沖を北上しており気象衛星画像を見ても関東地方は台風の勢力圏内で大きな渦の中にありますが南西側の下降流域で雲が切れているようです。

Jup_20210728_0043
7月28日00時43分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=280、2600フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

雲が多かったので1枚ものです。上空の風も強いようで木星は揺れていました。25日の4枚目と比べてずいぶんボケています。
また今夜もこの位置からです。色付き白斑が中央で五つ子白斑の4つ目と5つ目が見えています。4つ目と5つ目の間にある白い模様が大きくなったように見えますが、気流が悪くボケているときは像が拡散してしまうようです。

Jup_20210728_0145
7月28日01時42分~49分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=290、2600フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

しばし雲通過待ちした後ですが、雲近辺では大きく揺れていました。De-rotationしていますが結果は1枚目と変わらず効果は無かったですね。
北半球の茶色斑点と南半球のコロコロ縞パターンを見ると1枚目と似た木星面ですが1時間経過しています。
今夜は見えただけでもラッキーでした。

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2021年7月26日 (月)

木星 2021/07/26

雲の多い夜でした。上層雲と中層雲が非常にゆっくり北東方向から流れてきてなかなか木星が雲のかかっていない状態になりませんでした。
タイトルは7/26ですが撮影できたのは日付の変わる前の25日です。

Jup_20210725_2334
7月25日23時30分~37分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3000フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

僅かな切れ目で撮影できました。昨日の続きの位置です。
衝が近くなり木星の見えている時間が長くなりました。明け方3時で打ち切って夜23時から再開すると20時間経過するのでその間に木星は2回転して前回と大体同じ場所から再開することになります。
4時間見ていれば木星面の半分を見ることができるので2晩連続観測できれば全体の地図を作製できます。

この後さらに雲量が増え昼間の自転車走の後昼寝もできなかったのでスパッとあきらめて寝ました。

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2021年7月25日 (日)

木星 2021/07/25

前の晩は雲の多い状態でしたが23時過ぎに活動開始。
東の方には大きな月に照らされて白い雲の列が見られますが木星周辺の空は邪魔するものは無し。

Jup_20210724_2354
7月24日23時53分~55分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=350、5000フレームを60%スタック×4、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

まだ日付が変わる前です。24日の続きの位置くらいが見えています。気流の状態は昨日より安定しました。
右端ぎりぎりにイオの影。欠け際に斜めに影が差し込んで楕円に延びているのが見えて面白い。イオは木星面にいるのですが真ん中あたりにいると5インチ望遠鏡では分離できず模様に溶け込んでしまっています。
北半球中緯度のミミズ縞後方の2列の暗斑列の様子が見えます。4回のDe-rotationだとちょっとノイジーな感じです。

Jup_20210725_0048
7月25日00時46分~49分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3000フレームを60%スタック×6、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑は沈みかけ、あとを追うように五つ子白斑の前半が見えてきました。両者の間隔がどんどん近づいています。

Jup_20210725_0155
7月25日01時53分~57分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3000フレームを60%スタック×7、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

ちょっと気流が荒れてきました。
五つ子白斑と色付き白斑が揃いました。五つ子は右が小さく左が大きいく一番左が一番明るいでしょうか。


Jup_20210725_0257
7月25日02時54分~59分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3000フレームを60%スタック×7、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

ここまで定期便のように南から押し寄せる断雲列もなく好調だったのですが2時過ぎたころ、今日は東から積雲系の雲が流れ込んできて邪魔しました。雲から抜けた後も気流は悪化した状態になってしまいました。
色付き白斑の右上が白く見えます。白斑の渦によって何かが沸き上がってきているのでしょうか。

梅雨明け十日と言われますが太平洋高気圧は10日間連続してきれいな木星を見せてくれました。しかし心配していた通り北に偏っているため南の守りがおろそかになり台風の接近を許してしまいそうです。南東から接近する台風は関東にとっては大雨の鬼門です。明日以降は東寄りの湿った気流の影響を受け始め星見はしばらく厳しいかもしれません。

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2021年7月24日 (土)

木星 2021/07/24

昨夜は夜の初めころ北関東から南下してきた雨雲がかかり小雨がぱらつきました。危うくベランダに出して降りた望遠鏡を濡らすところでした。これまでは北関東どまりだった不安定性降雨が南にもエリアを拡大してきているようです。
そんなわけでちょっと寝てから観測は0時スタート。
まだ上空には積乱雲崩れの高い所の雲が散在し北からゆっくり流れ込んで時々木星の邪魔をしました。

Jup_20210724_0202
7月24日01時59分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×7、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

上空の北からの気流が木星を揺らしていました。細かいところが写っていません。
大赤斑の右の濃い縞の中のコブの縦方向が前回よりも小さくなったようです。大赤斑の回転により縞が引っ張られて加速し横に引き延ばされているのでしょうか。26日頃には大赤斑の東端に到達しそうです。
左端に見えるのはエウロパが6分間に動いた線です。

2時を過ぎると高い所の雲は消えたかわりに今夜も南から下層の断雲の集団が現れ邪魔しました。前日より濃さ、大きさ、範囲を増しています。湿った空気の影響が強まってきたのでしょうか。

Jup_20210724_0308
7月24日03時04分~12分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=32
0、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が正面になるタイミングで幸運にも10分間雲のかからない時間帯がありました。
大赤斑の南側を取り囲んでいた茶色の縞は22日と比べ薄れたようです。そのためか右方向に延びる淡い縞も大赤斑から一部途切れて見えます。
北半球中緯度のミミズ縞の左下2本の黒斑点列ですが北側群は南側群を追い越しミミズ縞のしっぽに追いつきました。

この後も頑張りましたが下層断雲が再び増してしまい気流も悪化したので4時に終了。
ここ数日雲の邪魔が多く木星だから撮影できていますが電視観望で星雲星団を楽しめるような空ではないですね。

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2021年7月23日 (金)

木星面の風が見える

この一週間に撮りまくった木星の写真を改めて見返したところ、偶然にも2日おきに同じエリアを撮影しているものが3枚ありました。
これをコマ送り動画にしたものを下に張り付けておきます。

撮影時刻は
 17日00時49分
 19日02時26分
 21日04時03分
でありすごい偶然ですが49時間37分間隔になっていました。
これは木星がほぼ5回自転するごとに同じ場所を撮影していたことになります。

Jup_20210717_0049_pipp

クリックして動かしてみると2日間ごとに目に見えて木星が大きく写るようになっていることに気付きます。じっと見ていると木星が鼓動しているような錯覚に。
木星面に目をやると動いていない場所(大赤斑や北半球の赤茶の斑点など)があるのと対照的に大きく移動している模様があります。
大赤斑の右に並行する3本の縞の動きは中央の濃いコブの部分が左の大赤斑の方向に、その上下の縞は逆の右方向に動いています。
南半球の中央にある白斑はゆっくり右へ
赤道のすぐ北のオレンジの領域内の青黒い筋や赤茶の濃い縞はかなり速く右へ
北半球中緯度のミミズ縞は動きなし。中央付近の黒点はゆっくり右へ
木星面は年中暴風特別警報です。

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ブルーインパルスを見る人を見た後ブルーインパルスを見た

二度寝から目覚めて未明の画像処理を済ませ自転車走に出発。
本当は涼しい5時台に出発して暑くなる前に帰ってシャワーを浴び昼寝をするというのが理想なのですが、今はどうしても星見優先で明け方まで頑張っちゃうから自転車生活が乱れています。

9:30出発~多摩川CR~是政橋折り返し~多摩川CR~羽田折り返し~多摩川CRで12:50帰宅。
 
羽田からの帰路、二子玉川を過ぎると多摩川CRの脇に望遠レンズのついたカメラを構えるおじさんやスマホをいじる一般市民が点々と東京の空を見渡していました。そういえば今日はブルーインパルスが飛ぶんだったなと思い出し、みんなブルーインパルスを見に来た人なんだと理解しました。その方面の空を見てみると、積雲が多くミストがかかって見通しは今一つ。

そんなことより腹が減っているので早く帰って何か食べたかったので帰路を急ぎます。南武線の踏切で電車待ちにつかまるのがいやだったので津久井道で市街地に戻ろうと多摩水道橋まで行き信号待ち。その時ふと目を上げると積雲を背景にカラースモークを引くブルーインパルスの編隊が遠くに見えました。12:40分頃でした。
雲が背景となってコントラストが上がってスモークがカラーで見えたのでしょう。ちょっと得したかな。

走行距離:71km

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木星 2021/07/23

0:30から観測を開始。そのとたん南から低層の断雲が流れ込み始めて頻繁に木星を隠しピント合わせもできないまま30分我慢。
この毎晩深夜時間帯に南から流れ込んでくる低層の雲。見ていると1時間半くらいの周期で増減しています。しかもすぐ東や西の空域にはほとんど雲は見当たりません。地形的な風の収束で発生しているように思われます。気圧配置が変化して下層の風向きが変わってくれないと毎晩意地悪されそうです。

Jup_20210723_0133
7月23日01時30分~36分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

やっと取れた一枚目。 気流は悪くはないですが抜群に良いわけでもないです。
五つ子白斑が中央を過ぎてしまっていました。木星は明るさを増してきたので高緯度のほうも何か模様が写るようになってきました。

Jup_20210723_0401
7月23日04時01分~03 分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

昨日の衛星集合に参加していなかったイオが左端に白点で見えます。影の周りの薄暗いリングは解析ソフトによるもの。どうすれば消せるのか分かりません。
北半球中緯度の中央付近に5個くらいの濁った白斑の集団が見られます。

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2021年7月22日 (木)

木星 2021/07/22

連休なので23時から観測スタート。
今夜は大赤斑が正面を向き、3つの衛星が木星の脇にそろうのが見られるので拓郎のように「朝までやるぜ」と気合を入れていましたが、すでに南から流れ込む断雲列が発生し夜空に散らかっていていやな雰囲気。
気流の状態も日付が変わってもなかなか安定せず深夜1時前頃から改善しました。

Jup_20210722_0059
7月22日00時59分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

雲に邪魔されるので1枚ものです。
大赤斑の左上は渦で縞が乱れてダイナミックです。
右に延びる濃い縞の中の渦と思われるコブが大赤斑に接近してきました。


Jup_20210722_0219
7月22日02時14分~22分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が中央付近のタイミングで断雲が大量に押し寄せ撮影できず。ようやく連続撮影できたのでDe-rotationしてみましたが気流があまり良くないので効果は?です。
北半球中緯度のミミズ縞の左下に2本の黒斑点列があります。17日の画像と比べて北側の粒のそろった斑点群は南側群より右への移動速度が速くミミズ縞に追いつきそうです。

Jup_20210722_0430
7月22日04時30分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを67%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

今日一番見たかったのはこれでした。明け方気流が悪く衛星が暴れて丸くなってくれないのと日出10分前でカラーバランスが崩れていますが朝まで頑張った甲斐がありました。

3つの衛星が木星の左脇にそろいました。上からカリスト、ガニメデ、エウロパです。カリストとガニメデは木星の後ろ側から出現してきました。エウロパはこれから木星面上を経過していきます。その影が木星面に落ちています。
五つ子白斑もそろってにぎやかです。スバラシイ。

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2021年7月21日 (水)

海王星 2021/07/21

雲の隙間から土星を撮影後、一旦寝落ちしていましたが1時間ちょっとで復活。
4時頃には大赤斑が見えてくるのでその前に海王星の拡大撮影にチャレンジしてみました。透明度と気流の状態が良くちょうど南中を過ぎたばかりで今がチャンスです。

Nep_20210720_0342
7月21日03時42分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、80ms、Gain=450、1000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

自動導入とはいえアライメントの精度が低いので木星拡大撮影の設定で一発導入できるわけがなく星図とファインダーでじっくり周辺を捜索してやっと画面に現れました。
本当なら拡大率を落として写野を広くすれば楽なのですがピント位置を変えた後、拡大率を戻して暗い海王星でピントを合わせる方が至難の業です。

独特の青緑色。何とか丸く写った直径が約20ピクセルで角度にすると2.35秒になるので海王星に間違いありません。ただ丸いだけでどこが北極だか南極だかは分かりません。
拡大率は下の木星と同じです。実際の大きさは木星のおよそ3分の1ですが木星までの距離の7倍以上遠方にあるのでこんなにちっこく見えます。
続けて海王星よりは敷居の低い天王星に向かいましたがこちらは庇にかくされていたので断念。

最後に大赤斑の見え始めた木星を撮影
Jup_20210721_0403
7月21日04時00分~06分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

コロコロ感のあった縞は大赤斑を前にいくつかのふくらみを残して縞に変化しています。

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木星と土星 2021/07/21

北関東で発達した積乱雲によって吹き上げられたカナトコ雲の上層雲が夕方から 上空の北風にのって流れ込みつづけ、やっと薄れたのが0時過ぎでした。
時間とともに気流の状態も急に良くなり1時前やっと撮影体制に入りました。

Jup_20210721_0059
7月21日00時56分~02分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

夜半前と比べるとかなり気流が安定しました。ベランダに吹く南風が収まるのとタイミングが同じくらいなので下層の熱気が邪魔していたようです。猛暑の日は気温が落ち着く未明が好条件になるようです。

五つ子白斑の後ろで南半球のグレーのコロコロ縞の渦が一番大きくなっているあたりです。
衝まであと1か月あり木星はもう少し大きくなるので枠を広げないときついですね。

2時前になると今度は下層の断雲が南から列を成して押し寄せてきたので、雲の合間を縫って土星を撮影して一旦閉めました。
Sat_20210721_0154
7月21日01時54分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=350、3000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

土星は2週間後に衝を迎えるので明るく撮りやすくなりました。
画像処理でどうしても本体の縁がきれいにまとまりません。

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2021年7月20日 (火)

木星MAP 2021/07/17-19

17日から19日にかけて撮影した木星から展開地図を作製しました。

Jup_20210716_20210718map
前回、梅雨入り直前の6月上旬と比べると良気流により解像度がアップしています。

大赤斑のある南半球に着目して上段の前回(0607-0611)と比較してみます。
Jup_20210719

大赤斑はわずかに西に移動しています。
五つ子白斑は東に移動しています。約40日で35度くらいでしょうか。この緯度にある白斑間皆同じ速度で東に向かっています。
このペースで移動していくと3か月後の10月中頃から大赤斑の南を五つ子白斑が次々と通過していくのを見ることができそうです。
五つ子白斑のちょっと北にある大きな白斑はちょっとペースが遅いですが東に20度ほど移動しました。この間に五つ子白斑の最後の1つに追い抜かれました。大赤斑に近づくのは来年2月すぎと思われ、木星は太陽の方向になりシーズンオフで見ることはできなさそうです。

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木星 2021/07/20

19日夕方以降もずっと南風が吹き続け、月面を見ても気流により結構ゆらゆら揺れていました。
館野の21時高層気象観測では高度15km付近の圏界面まで風速は20ノット以下と落ち着いているのですが下層、特に境界層内の熱気による対流が悪さしているのか、はたまた近所のエアコン室外機の熱気や建物外壁からの熱気の影響なのか?。
後者の理由だとするとベランダ天文台はかなり不利です。
ちなみに望遠鏡の1メートル脇には我が家の室外機があるので観測中はエアコン停止ですが周辺のご家庭は終夜フル稼働なのであまり意味はないかも。

Jup_20210719_2351
7月19日23時47分~54分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=300、2600フレームを60%スタック×9、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度が30度近くなってきた23時過ぎには何とか下層気流の影響が減ってそこそこ安定してきましたが、今度は下層の断雲が南から流れ込んできて頻繁に木星を遮りました。夜間は気温が下がるので湿度が高いとどうしても下層雲が湧いてしまうことが多いみたいです。
そんなわけでここ数日と比べて解像度はやや落ちました。

大赤斑が中央に差し掛かるタイミングで撮影しました。中央の芯が写っているのでそんなに悪くないですが全体にボケッとした感じです。
大赤斑の左上側はいつ見ても渦による乱流模様が書き換えられています。

タイトルは7月20日ですが、昨夜は23時過ぎから観測を始めてこの写真を撮った後に雲が増えてしまったので撮影は19日のものだけです。
木星出が早くなり夜半前から観測可能となってきました。早起きして未明から見るか、夜半前から見て未明に寝るか難しい時期に差し掛かりました。

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2021年7月19日 (月)

木星 2021/07/19

前夜の電視観望から引き続き木星観測になだれ込みました。
深夜時間帯になるにつれ南風は収まりました。やっぱり真夏は深夜から明け方のほうが熱気が消えて下層の対流活動が収まって気流が安定するようです。

Jup_20210719_0017
7月19日00時14分~20分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

昨日観測を打ち切ったあたりからの再開となりました。見どころの無いエリアです。


Jup_20210719_0128
7月19日01時25分~31分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

このあたりから急に沸いた雲に邪魔されながらの撮影です。雲は北から流れてきて湧いたり消えたりして木星を時々隠します。昨日は南から流れてきていましたから太平洋高気圧の一部が関東の西に移動したということでしょうか。

大赤斑前方の縞が揃うあたりです。南半球の濃い縞はコロコロ感がなくなってきました。
その上の縞は左に行くにつれてささくれだったような形に変化しています。


Jup_20210719_0226
7月19日02時22分~29分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

眠いし雲が広がり観測打ち切りと思ったところで急に切れ目ができて木星が見え始めました。
大赤斑が昇ってきています。17日の1枚目とほぼ同じ位置です。

ささくれだったような形の縞は大赤斑に向かい渦の塊のように変わりました。大赤斑が影響を与えているようです。
あと1時間頑張れば大赤斑がしっかり見えてくるのですが再び雲が広がり終了。
安定した気流のもとで3晩かけて木星全体を撮影することができました。

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2021年7月18日 (日)

冥王星 2021/07/18

今日は冥王星が衝を迎えました。
夏の星雲星団電視観望ついでに撮影してみました。


Pl_20210718_2119_stack_400frames_600s
7月18日21時19分 D=60mm、F=355mm、Neptune-C II
SharpCap 4.0、1.5s、Gain=300、400フレームライブスタック、トリミング

自動導入だからこそ簡単に撮影できるようになりました。

ついでにいて座の大きな球状星団M22。
M22_20210718_2147_stack_200frames_300s1
7月18日21時47分 D=60mm、F=355mm、Neptune-C II
SharpCap 4.0、1.5s、Gain=300、200フレームライブスタック、トリミング、70%に縮小

デジタル技術のおかげで街中の明るい空でも簡単に写せるようになりました。

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木星 2021/07/18

24時前に目覚めると非常に低い断雲の多い空でした。
せわしなく南西から北東に形を変えながら流れて行き頻繁に木星を隠しています。木星は昨日と同様大きく明るく光っているので透明度は良いようです。

Jup_20210718_0012 
7月18日00時09分~15分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

雲のかかっていないときは昨日と同じくらい気流が良いです。今日気流を悪しているのは下層に入り込んで雲を発生させている暖湿気のようです。
偶然にも見えている木星面は昨日観測終了したところからの続きとなりました。
大赤斑の大部分は沈みこみ、五つ子白斑の3つが消えています。

Jup_20210718_0132
7月18日01時28分~35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

五つ子白斑が正面にそろいました。
縞は赤道を挟んで対称になっているので、五つ子白斑の存在する緯度と対称となる北半球側の緯度にも同様に二つ子白斑が見られます。このあたりが白斑のできやすい緯度なのでしょうか。
五つ子白斑列の最後の白斑の左上の大きい白斑は白というより淡い橙色をしているように見えます。

Jup_20210718_0347
7月18日03時44分~50分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×7、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

しばらく雲の多い状態が続き連続で撮影できませんでした。明け方に向かい気流も少し悪くなりました。
五つ子白斑は最後の一つを残して沈み、今の木星面で一番見どころの少ないエリアになりました。
今日も木星撮影に全力投入してしまいました。

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2021年7月17日 (土)

金星 2021/07/17

青空の中で金星を撮影すべく自転車走で暑さでヘロヘロになって帰宅し、急いで望遠鏡をベランダに展開。
梅雨明け2日目の空く澄んだ空に金星を狙います。

Ven_20210717_1505
7月17
日15時05分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
0.8ms、Gain=0、10000フレームを20%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

6月9日以来の撮影です。視直径が12.0秒と大きくなり、と言っても前回が10.4秒だからたったの1.6秒だけですが。丸みが無くなって欠け際が大きくなってきました。
火星だったら十分模様が見える大きさですが金星に限っては可視光で模様は見えてこないようです。

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梅雨明け走

木星の画像処理をいったん終えて自転車走に切り替えます。
早朝のからスタートすれば涼しい中を走れたのですが深夜から明け方まで木星観測を優先しているためどうしても二度寝してからの出発で暑くなってしまっています。

10:20出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~羽村折り返し~多摩川CRで14:20帰宅。

日差し強烈で日焼け止めがあまり効かなかったようで両腕がホカホカしています。でも梅雨の最中の蒸し暑さの中よりも今日のほうが快適に感じます。木陰で受ける風が心地よく感じます。
しかし所詮は真夏日で羽村往復でアップアップでした。
梅雨明け2日目にして木星観測と自転車で早くも疲れ切っています。

走行距離:83km

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木星 2021/07/17

梅雨が明けて夏の高気圧に真上から覆われた夜空に木星が明るく大きく光っていました。透明度も高いようです。
木星を導入してモニターに映し出された木星を見た瞬間、夏の気流の安定さに驚きました。これまでは何だったのって感じです。
感動の最初の夜、週末にも重なり昨日クリーニングしたメニスカスレンズも結露することなく時間を気にせず夜明けまで撮りまくっていました。

Jup_20210717_0057
7月17日00時54分~00分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

しかも今夜は大赤斑が正面を向くタイミングにも恵まれました。西の端から東の端に自転して移動していく間も雲は全くかからず気流は安定し続けていました。
大赤斑の前に延びる濃い縞の中に膨らんだ部分がありますが、その真ん中が白くなっているのが分かります。小さな渦のようです。
良く見えるようになると単なる帯に見えた縞も小さな渦の連なりのように波打って見えています。

Jup_20210717_0230
7月17日02時26分~35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が中央を過ぎました。大赤斑と北側に回り込む縞との間が開き、縞を巻き込むように見えていた大赤斑周囲の茶色が薄くなった気がします。その影響か大赤斑から右に延びる縞の濃度が薄くなりました。
大赤斑内の赤い芯の北側が特に色が薄いようです。
北半球中緯度の大赤斑と同じ経度に見えるちょっと長めの縞をミミズ縞と名付けましょう。

Jup_20210717_0358
7月17日03時55分~01分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が沈もうとしています。その後ろに延びるグレーの乱れた縞の様子がよくわかります。北側にオレンジの縞が張り付いています。
北半球の中緯度の縞の北側には並行して斑点が並んでいます。
左下には五つ子白斑の先頭二つが見え始めました。大赤斑と五つ子白斑の経度がだんだん近づいているようです。

至福の一夜でした。今日は撮影枚数が多くて残りは天気が悪いときに処理するよう残しておきます。これ以上に良く見えることがあるのでしょうか。

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2021年7月16日 (金)

月面拡大 2021/07/16

南西の空に月が見えていました。
少し薄雲があるのか滲んだような光方ですが月を撮影するチャンス到来。下層は日中の熱気が残り対流があるのか小刻みに揺れていましたが20時過ぎて少し落ち着いたので久しぶりに拡大撮影しました。

Moon_20210716_2007
7月16
日20時07分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、Neptune-C II
SharpCap 4.0、8ms、Gain=260、2000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

晴れの海の東岸にあるポシドニウス(95km)です。横長に見えますが月面の端のほうなので縦方向が圧縮されて見えているだけで円形のクレーターです。
クレーターの下側はのっぺりしていて晴れの海の溶岩に埋められたようです。
中央付近に4つほど小さくとがった中央丘が見えますが、その周辺から上側に向かってクレーター底がかまぼこ型に斜めに隆起して表面がガサガサに荒れているように見えます。
クレーター右側ではクレーターの内壁が階段状に崩れた跡のようです。
5月に撮影したガッセンディとどことなく雰囲気が似ています。

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メニスカスレンズ清掃

今日の未明の木星撮影中30分以上雲の切れ目待ちからやっと薄雲がかかっていない空域に出たのですがモニター上の木星が薄暗くgainを上げないとはっきり見えなくなっていました。

ひょっとしてと思いベランダに出て望遠鏡を覗き込むと望遠鏡のメニスカスレンズが結露で曇っていました。フードを付けているのですが防ぎきれませんでした。

望遠鏡を架台から外して室内で扇風機の風に当てて乾燥させたのですが、どうもわずかな曇りが残ります。よく見るとレンズに付いた微細なホコリでした。

雲が発生するときは湿度100%だけではだめで雲粒の核となるものが必要です。同様にレンズ面に細かいホコリがあるとそれが核となり結露しやすくなります。

前回レンズ清掃したのは1月初めなので半年以上経過。晴れていればたいていベランダに展開して使用後はブロアで吹いてから収納していたのですが春先の強風のホコリや花粉のような細かいものはレンズ面に吸付いてしまったのでしょう。

さっそくシルボン紙3枚を折りたたんで厚みを持たせて無水アルコールをしみこませ、メニスカスレンズの中心から螺旋を描くように周辺部に向かいゆっくりソフトに乾きムラを残さないよう拭き取りました。

今日で梅雨明け。去年より半月も早く明けてくれました。レンズの曇りも取れて木星の迎撃態勢は整いました。

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木星 2021/07/16

木星が見えていましたが中層から高層の雲が広がり隙間からの撮影でした。上空の風は弱く雲の流れが遅いため隙間に見えてくるのをジリジリしながら待つ時間ばかり長く疲れました。

Jup_20210716_01321
7月16
日01時32分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
15ms、Gain=350、4000フレームを70%スタック、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

気流はまあまあですが南から流れ込む薄雲がかかり木星が明滅するのでgainを高めに設定し枚数も増やして1分間の撮影時間です。
左にイオがあり、その影が木星面に落ちています。大赤斑が見えなくても衛星があるとアクセントになります。
イオは月とほぼ同じ大きさなので月を木星のそばにもっていけばこれくらいの大きさで写るのですが反射能がイオの10分の1しかないのでもっと薄暗く見えるはず。

3時過ぎにISSの通過があったのでそちらも狙ってみましたが、運悪くほとんど雲のある場所を通過して行き撮影は失敗しガッカリして二度寝に入りました。

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2021年7月15日 (木)

真夏到来直前

6月25日から今日までの期間の木星の見栄え結果を「週間予報支援図(FXXN519)」にまとめてみました。
6月下旬からは本格的に梅雨前線が本州付近に停滞。最近になっては前線活動ではなく上空寒気と下層の湿った空気による不安定性の雲に邪魔されて商売あがったりで木星を撮影できたのは21日間でたったの4夜でした。 

20210715

先週あたりから夏の高気圧が大きく北に張り出す予想が出て今日あたりには梅雨明けかと思われましたが本州上空に寒気がとどまり高気圧の張り出しが遅れて毎日逃げ水のように夏空は先へ先へと繰り越されています。

今の寒気が弱まればほぼ真上から太平洋高気圧に覆われて等高度線の本数を見ても分かるように上空の風も弱く安定した気流と思われます。

ただ、21日頃から太平洋高気圧が北に偏りすぎて南側の熱帯の湿気が入り込み不安定な天気に変わるかもしれません。急に南海上の近い所で熱帯低気圧が発生して接近して来るとかありそうですが、それまでの間は大きな木星を楽しめそうです。

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2021年7月14日 (水)

De-rotation効果を見る2

12日の今シーズン一番良い写りだった大赤斑の画像を改めて再処理してみました。
掲載した写真はDe-rotation処理したものでしたが、De-rotationする前処理を変えてみたところ解像度がアップしました。

最初の画像処理では
①15msで3500フレームを8回撮影
②8回の撮影データをそれぞれAutoStakkert3で50%スタック処理
③スタックした8枚の画像からDe-rotation処理
④RegiStax 6でWavelet処理
にて作成した画像が下の右側「旧」の木星です(12日の記事に張り付けてある03時26分~32分の画像)。
20210714
今回は①のデータを
②8回の撮影データをそれぞれAutoStakkert3で60%スタック処理
③スタックした8枚の画像をそれぞれRegiStax 6で軽めのWavelet処理
④③の8枚の画像からDe-rotation処理
⑤RegiStax 6でWavelet処理
で処理したものが左側の「新」の木星です。
軽めのWavelet処理はレイヤー1と2だけを使って縞模様が浮かび上がる程度の強さ。

結果は明らかに良くなっています。
大赤斑の後ろの乱された縞模様の部分など解像度がアップしているのが分かります。
Wavelet処理を2回しないといけないのが面倒ですが良い気流に恵まれた時はやって損はなさそうです。
完成画像に至るまでに3つのツールを使い、それぞれで処理パラメーターの設定がありどれがベストなのかを突き止めるのは大変です。

ということで処理後の木星を再掲しておきます。
Jup_20210712_03301
7月12日03時26分~32分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

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2021年7月13日 (火)

大赤斑の赤

大赤斑の赤が淡くなっているそうです。
去年ASI224MCで撮影した大赤斑と色を比べるためには現在使用しているNeptune-C IIではカメラが変わってしまっているので正しく比較できません。
そこでNeptune-C IIに主力の座を明け渡してすっかり出番のなくなっていたASI224MCを復活させて撮影して比較してみました。
Jup_20200803_2303_1
撮影記録とスタック後の画像が残っていた2020/08/03と同じシャッタースピード、撮影枚数で撮影し、同じ強さのWavelet処理をかけ、色合いを合わせて並べてみました。視直径がほぼ同じだったので比べやすいです。

大赤斑の中心の芯と周辺部が縁取られているように濃い色をしている構造は同じですが、去年と比べて確かに赤みが淡くなってオレンジ色です。その後ろに続く乱された縞も淡くなり幅も狭くなっています。
北半球の縞の変化もずいぶん大きいです。赤道付近は青黒くたなびく模様が減りオレンジ色が濃さを増しました。大赤斑の色に近いです。
エビ茶の縞にまとわりついていた茶色のもやもやは消えて小さな斑点だけになっています。
中緯度にある縞も濃さと幅を増しています。
この先どう変化していくのでしょうか。木星は変化があって飽きませんね。

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2021年7月12日 (月)

土星 2021/07/12

木星撮影の合間に撮影した土星です。

Sat_20210712_0054
7月12日00時50分~58分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=350、3000フレームを50%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

暗い土星はノイズが目立ちやすいですが1500枚×8のDe-rotationでなめらかになりました。

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木星 2021/07/12

前夜21時に早寝して0:30起床。
思惑通り窓から見える空はほとんど快晴。僅かに上空の薄雲が見られます。気象衛星の写真では梅雨前線は途切れ途切れで湿った空気と寒気による不安定性の雨がメインになってきました。
今夜は未明に大赤斑が正面を向くので早めに準備して待ち構えました。撮影は全てDe-rotation処理をかけます。

Jup_20210712_0106
7月12
日01時04分~10分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
15ms、Gain=260、3500フレームを50%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

気流は昨日よりわずかに改善した程度で木星像は細かく揺れています。まだ上層の寒気が残り風も強いようです。
大赤斑が僅かに見えてきました。その前面には閉口にそろった縞が見られます。
一番濃い縞の中央付近の膨らんだ部分はかすかに真ん中が白く抜けているような感じがします。

Jup_20210712_0200
7月12日01時57分~03分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
15ms、Gain=280、3500フレームを50%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が見えてきました。真ん中に赤い芯も見えているのでそこそこの写りです。
赤道北のオレンジ色のゾーンの中に青黒い紐構造が東西に長く連なっています。

Jup_20210712_0330
7月12日03時26分~32分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
15ms、Gain=280、3500フレームを50%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が正面を向くタイミングで上層の薄雲が邪魔しました。
雲が去ってからの様子です。De-rotationしたおかげなのかこれまでで一番良い写りです。
大赤斑の外側輪郭と中央の芯の色が濃くそのほかの部分は赤というよりはオレンジ色。赤道付近の色とあまり濃さが変わりません。
今シーズン大赤斑の赤が淡くなってきているという師匠たちの観測報告もあります。去年と比較するためにASI224MCでも撮影しておきました。(未処理)
大赤斑の後ろ側では前側の真ん中2本のこげ茶縞が大赤斑の回転でぐちゃぐちゃに乱され少し離れてグレーのコロコロ縞に整形しています。

観測成功したので奮発して3枚も貼ってしまいました。

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2021年7月11日 (日)

真夏日走2日目

観測を終えて画像をアップして二度寝に入り起きたら8時半。
昨日の暑さの中の走行が結構体に来ているようで起きても体は眠っています。無理はせず午前中は買い物などで軽く走り体を起動させて午後から走行することにしました。
昨日のような照り付ける日差しは無く雲多めで気温上昇は緩やかですが昼になったら30度を越えてきました。午後から雷雨の確率が高いので今日も家からあまり離れないで走ります。

12:20出発~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CR~多摩川原橋~是政橋間3周回して15:50帰宅。

多摩大橋に到達したころ、前方に仏塔のように聳え立つ雄大積雲の列にビビりそこで折り返しました。
慌てて戻りすぎたのか多摩川原橋付近では日差しもありすぐに雷襲来の気配はないので是政橋間を空を眺めながら周回。
3周回したところで北西方向がどす黒くなってきたので登戸の二ケ領せせらぎ館裏手の堤防上まで戻り雷雲の様子をしばらく観戦。
雷雲は次第に近づきつつあるようなので撤収して今日はおしまい。昨日ほど高温ではなかったし距離も短いので昨日のような疲労感はありませんでした。
P50_20210711_160015
すぐ近傍を通過中の雷雲
帰宅して踊り場で自転車を掃除しているとき、接近中だった雷雲はわずかに北にそれて通過していきました。この時は雨は無く涼しい風だけが吹き込んできました。巻き込んだらただじゃすまないぜ!と言っているような水蒸気のパワーを感じさせる雲です。

走行距離:72km

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木星 2021/07/11

2:30目覚めました。
低い雲が多いですが切れ目から木星、土星も見えています。急いでベランダに望遠鏡を展開。
木星を導入してピント合わせをしているうちに雲がどんどん切れて木星周辺に邪魔するものがいなくなりました。
少し落ち着いて撮影ができます。

Jup_20210711_1803_5
7月11
日03時01分~6分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
15ms、Gain=320、2600フレームを50%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

前線に沿う上空の強風帯の影響か昨日より木星の揺れは大きくなっていましたが撮影して見るとそこそこ写ったので39秒間撮影をスタックした8枚使ってDe-rotationしてみました。
右下に五つ子白斑の最後の2個とその北に大きめの白斑が見えています。赤道を挟んで北の赤茶縞、南のグレー縞の対比が面白いです。

Jup_20210711_0356
7月11日03時56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 
SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

次第に空が靄っぽくなってきましたが3:45頃からガニメデの影が木星面に落ち始めました。
水星より大きい衛星ガニメデの影は半影部分の広がりもあり、より大きな影となって見えています。丸い影の周りに薄暗い輪が見えますが、これは解析ソフトにより出来てしまったもので実際はありません。
このとき影を投げかけているガニメデは写真の左木星の直径分離れたところにいます。

このあと再び低い雲が量を増して木星が点滅し始めたので観測終了。

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2021年7月10日 (土)

今年初の真夏日走

観測を終えて画像をアップして二度寝に入り起きたら8時。
久しぶりに青い空を見て強い日差しを感じました。
朝食を済ませてもまだ路面は湿っていたので自転車は待機で布団干しと部屋の掃除に精を出しひと段落して10時。
空が青いので金星でも撮影できるかと思いベランダに望遠鏡を出して自動導入で金星を指定したらまだ庇の影でしばらく視野に入ってこない模様。
そうこうするうちに高い所の雲がかかってきたので望遠鏡を収納し、布団も取り込んで自転車走に出発。
すでに30度を越えて暑くなっていました。

11:00出発~二子玉川~多摩川CR~府中四谷橋~多摩大橋間を2周回して15:20帰宅。
2週間ぶりの自転車でしたが路面からの熱気がむーんと感じられます。このところ真夏日が殆ど無かったのでかなり体に応えました。
流れ出る汗が半端なく各所の水道でボトルに給水しつつ府中四谷橋~多摩大橋間を周回して帰宅。
真夏日の走行は今年初めてだったようで体が付いていきません。先日の200km走より疲れました。そろそろエアコンの試運転しないといけません。
走行距離:87km

今日は新月。帰宅後日が沈むころまで青空だったので久しぶりに電視観望できるかと思いベランダに望遠鏡を設置して薄明が終わるのを待っていたのですが20時過ぎ北西から接近してくる雷鳴に慌てて望遠鏡を撤収。一気に涼しくなりました。

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木星 2021/07/10

2:20ふと目覚めました。
前夜、24時まで拓郎のオールナイトニッポンを聞いてから寝たのですがよく目が覚めたものです。
昨日の放送では1974年のアルバム「今はまだ人生を語らず」のフルバージョンがCBSソニーから再発売されるとの発言がありました。
レコードは持っていたので1986年ころCD化されたものは買っていなかったのです。
その後「ペニーレーンでバーボン」内の歌詞の一部の問題で発売は中止され、その頃の中古CDは2万円くらいしています。今はレコードプレーヤーが無いのでフルバージョンを聞くこともできません。
今から発売が楽しみです。

外を見ると白い雲の隙間から木星が見えていました。このチャンスを逃す手は無いので大急ぎでベランダに望遠鏡を設置。
雲が多く木星以外見えないので木星でアライメントして拡大率を上げたところで雲に隠れました。
今日は低空の密度の濃い雲が流れていてその後30分はべた曇り。あきらめかけた頃雲の切れ間が訪れました。

Jup_20210710_0308
7月10
日03時08分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 
SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

12日ぶりの木星です。ずいぶん大きくなりました。まだ靄のような雲はかかったままでgainを高めにして撮影。
大赤斑が欠け際に見られましたがちょっと気流は悪めで後ろに続くコロコロ感のある縞がベターッとした感じにしか写っていません。
赤道北の赤茶の縞は相変わらずしっかりとしています。
De-rotation用の撮影をしたかったのですが頻繁に雲がかかるため連続して撮影ができず、3:20には再びべた曇りになり霧っぽくなったので終了。

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2021年7月 8日 (木)

梅雨明けが見える?

今日で10連敗中です。

梅雨前線は山陰沖から関東南岸に張り付いたまま動きがありません。
そんな中、500hp高層天気図の予測で高度変化が現れてきました。
20210708
太平洋高気圧の北辺5880mが7月に入ってからずっと本州南部ギリギリまで張り出している状態が続き、この北側に梅雨前線が停滞しているのですが、この先の予想では週明け12日5820mが北上し13日頃から太平洋高気圧が一気に北緯45度あたりまで覆うようです。
あくまでも予想ですが信じたいですね。
この週末一杯、大雨が降ってもがけや堤防が持ちこたえてくれればこれ以上大きな災害とはならずに梅雨は終わってくれそうです。
そうなれば寝苦しい熱帯夜に木星観測再開です。

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2021年7月 5日 (月)

De-rotation効果を見る

現在7連敗中でもうしばらく連敗が続きそうです。仕方ありません。週末は自転車走も連敗したのでかなりフツフツとたぎるものが溜まってきました。

さてこのヒマな期間を利用して木星師匠御用達のソフトWinJUPOSのDe-rotation機能(日本語版では「画像の回転解除」 )を試してみました。
De-rotationはLRGB合成で撮影する場合に必須の技ですがカラーカメラだけで撮影している僕の場合は必須というわけではありません。

自転の速い木星では1回の撮影にかけられる時間は1分ほどで撮影可能なフレーム数は限られてしまいます。長時間撮影すればそれだけ良いイメージのフレームが得られ解像が良くなります。そのために1分以内の撮影から良いフレームをスタックし、それを数回繰り返して出来上がった複数のスタック画像を1つに重ね合わせれば1回だけの撮影画像よりも多くの良いイメージフレームが使われて高解像が得られるという手法です。
その重ね合わせる時にそれぞれの画像の撮影時刻の自転による模様の位置を合わせて重ねてくれるのがDe-rotation機能です。


今回は6月28日未明の3:39~3:43の間に薄雲を通して撮影した5ファイルのデータが消されずに残っていたのでそれを使用しました。
D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、
3000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
20210705
左は5回撮影したちょうど真ん中の1回をスタックしたもの。右は5回スタックしDe-rotationしたもの。
Wavelet処理は同じ強さをかけています。しかし1回物はノイズが多くDe-rotationしたものと同じくらいのなめらかさにするためDenoiseをかけています。ちなみにDe-rotationしたものはDenoise無し。

1回物は1500フレーム、5回分をDe-rotationしたものは7500フレームを使用したことになります。
結果は、1回物と比べ撮影、スタックにかける手間が5倍、De-rotationするための画像測定の手間が必要な割には劇的な効果が出るわけではないようです。5インチの口径でカラーだけのDe-rotationではその効果を発揮するには不十分なのでしょう。

それでもDe-rotationした場合Denoise無しでもノイズが少なくDenoiseをかけることによるボヤケも発生しないので1回物よりも少しはクッキリしているようです。気流が非常に良いときにはより効果が現れそうな気がします。雲に邪魔されずじっくり撮影できる夜は試してみたいと思います。

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2021年7月 3日 (土)

serとaviの比較 土星の場合

さて、昨日は木星で比較しましたが、もっと暗い土星ではどうでしょうか。
木星が-2.6等に対して土星は0.4等と3等級暗くなります。
暗いのを分かっていてあえてシャッタースピードを木星と同じ15msとして、gainを調整して画面上でやっと見えるくらいの状態で撮影したものを処理して比較してみました。

Sat_20210622
6月22日02時18分頃 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 
SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

スタックは同じAPで行い、Wavelet処理はやや強めに同じ強調処理しています。さすがにカラーバランス調整をしないと見るに耐えられませんでした。
土星の場合ははっきりとその差が見られました。明らかにavi形式で撮影した土星はノイジーでざらつき感が強いです。それだけser形式の画像は強調処理にも強いということでしょうか。
これから月・惑星はser形式で撮影することにします。

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2021年7月 2日 (金)

serとaviの比較

7月に入り沖縄地方が梅雨明けし本州付近はいよいよ本格的な梅雨模様です。昨年の7月は悲惨な天気で肉眼彗星は見られずじまい、木星を撮影できたのも2夜だけでした。今年は災害を起こさず早く明けてほしいものです。

さて、比較的長く観測する時間が取れた6月22日、ser形式(16bit)とavi形式(8bit)で撮り比べをするために連続して撮影しておいたデータを処理してみました。
Neptune-C IIのセンサーのA/Dコンバーターは12bitなのですがavi形式では8bitに階調が落とされて保存されます。ser形式ならセンサーが捉えたままの階調が保存されます。その差はあるのでしょうか。

202107021
6月22
日01時53分頃 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 
SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

スタックは同じAPで行い、Wavelet処理も同じ強さで強調処理しています。カラーバランス調整はしていません。
見た感じ同じですがavi形式の右の欠け際が僅かにノイズが多くなっています。明るい中央付近では差は感じられません。


202107022
6月22日02時36分頃 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 
SharpCap 4.0、15ms、Gain=220、3500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

2回目はgainを下げて撮影したものです。僅かですが欠け際の表現、暗い極地方の写りに明暗差があります。ser形式のほうが明るく写っています。

光量の少ない部分での表現にser形式が優位のようです。薄雲があったり透明度の悪いときなど光量が少ない場合はser形式のほうが表現が良くなると思われます。
また、写りには関係ありませんがser形式のファイルサイズがavi形式の3分の2にコンパクトになることはパソコンへの負荷が小さくなります。

ROIを800×600ピクセルで3500フレームで撮影した
ときのファイルサイズは
avi形式 4.69GB : ser形式 3.12GB

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