月面拡大 2021/07/16
南西の空に月が見えていました。
少し薄雲があるのか滲んだような光方ですが月を撮影するチャンス到来。下層は日中の熱気が残り対流があるのか小刻みに揺れていましたが20時過ぎて少し落ち着いたので久しぶりに拡大撮影しました。
7月16日20時07分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、Neptune-C II
SharpCap 4.0、8ms、Gain=260、2000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
晴れの海の東岸にあるポシドニウス(95km)です。横長に見えますが月面の端のほうなので縦方向が圧縮されて見えているだけで円形のクレーターです。
クレーターの下側はのっぺりしていて晴れの海の溶岩に埋められたようです。
中央付近に4つほど小さくとがった中央丘が見えますが、その周辺から上側に向かってクレーター底がかまぼこ型に斜めに隆起して表面がガサガサに荒れているように見えます。
クレーター右側ではクレーターの内壁が階段状に崩れた跡のようです。
5月に撮影したガッセンディとどことなく雰囲気が似ています。
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