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2021年7月17日 (土)

木星 2021/07/17

梅雨が明けて夏の高気圧に真上から覆われた夜空に木星が明るく大きく光っていました。透明度も高いようです。
木星を導入してモニターに映し出された木星を見た瞬間、夏の気流の安定さに驚きました。これまでは何だったのって感じです。
感動の最初の夜、週末にも重なり昨日クリーニングしたメニスカスレンズも結露することなく時間を気にせず夜明けまで撮りまくっていました。

Jup_20210717_0057
7月17日00時54分~00分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

しかも今夜は大赤斑が正面を向くタイミングにも恵まれました。西の端から東の端に自転して移動していく間も雲は全くかからず気流は安定し続けていました。
大赤斑の前に延びる濃い縞の中に膨らんだ部分がありますが、その真ん中が白くなっているのが分かります。小さな渦のようです。
良く見えるようになると単なる帯に見えた縞も小さな渦の連なりのように波打って見えています。

Jup_20210717_0230
7月17日02時26分~35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が中央を過ぎました。大赤斑と北側に回り込む縞との間が開き、縞を巻き込むように見えていた大赤斑周囲の茶色が薄くなった気がします。その影響か大赤斑から右に延びる縞の濃度が薄くなりました。
大赤斑内の赤い芯の北側が特に色が薄いようです。
北半球中緯度の大赤斑と同じ経度に見えるちょっと長めの縞をミミズ縞と名付けましょう。

Jup_20210717_0358
7月17日03時55分~01分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が沈もうとしています。その後ろに延びるグレーの乱れた縞の様子がよくわかります。北側にオレンジの縞が張り付いています。
北半球の中緯度の縞の北側には並行して斑点が並んでいます。
左下には五つ子白斑の先頭二つが見え始めました。大赤斑と五つ子白斑の経度がだんだん近づいているようです。

至福の一夜でした。今日は撮影枚数が多くて残りは天気が悪いときに処理するよう残しておきます。これ以上に良く見えることがあるのでしょうか。

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