木星 2021/07/11
2:30目覚めました。
低い雲が多いですが切れ目から木星、土星も見えています。急いでベランダに望遠鏡を展開。
木星を導入してピント合わせをしているうちに雲がどんどん切れて木星周辺に邪魔するものがいなくなりました。
少し落ち着いて撮影ができます。
7月11日03時01分~6分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
15ms、Gain=320、2600フレームを50%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
前線に沿う上空の強風帯の影響か昨日より木星の揺れは大きくなっていましたが撮影して見るとそこそこ写ったので39秒間撮影をスタックした8枚使ってDe-rotationしてみました。
右下に五つ子白斑の最後の2個とその北に大きめの白斑が見えています。赤道を挟んで北の赤茶縞、南のグレー縞の対比が面白いです。
7月11日03時56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II
SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
次第に空が靄っぽくなってきましたが3:45頃からガニメデの影が木星面に落ち始めました。
水星より大きい衛星ガニメデの影は半影部分の広がりもあり、より大きな影となって見えています。丸い影の周りに薄暗い輪が見えますが、これは解析ソフトにより出来てしまったもので実際はありません。
このとき影を投げかけているガニメデは写真の左木星の直径分離れたところにいます。
このあと再び低い雲が量を増して木星が点滅し始めたので観測終了。
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