木星 2021/07/31
前夜は曇りであきらめ早寝し0:50に起床。
相変わらず雲だらけでしたが木星の周辺だけ雲が切れていたので急いで望遠鏡を展開。
こういう時、いつもなら木星を導入したところで雲に邪魔されるのですが今日は雲の動きがとてもゆっくりなので木星を導入してピントを合わせて撮影まで持ち込めました。
7月31日01時06分~07分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを70%スタック×2、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
運は続かず3回目の撮影中に雲に隠れたので2回でDe-rotationです。
雲の動きが非常に遅い=上空の風が弱いということで木星の揺れは小さくそこそこの写りでした。
大赤斑が見えてくるちょっと前の位置で見どころの無い面でした。
7月31日02時56分~02分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
その後ほぼ2時間雲に邪魔され続けあきらめかけていた3時前にやっとチャンス到来。10分間ほど雲のかからない時間があり連写。
積雲系の雲の近くでは気流が悪いですが少し離れると安定しました。29日とほぼ同じ位置になりますが大赤斑の芯がしっかり写っていて気流による写りの違いがよくわかります。
大赤斑の右に延びる濃い縞はコブが目立たなくなり一直線上になっています。北側を回って左側に南下するあたりまで太く濃い状態です。
大赤斑の南側を縁取るように茶色の縞が巻き付いて右に少し伸びています。
この後は雲に隠された状態が続き北からは雨雲が接近してきたので撤収しました。
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