木星と土星 2021/07/21
北関東で発達した積乱雲によって吹き上げられたカナトコ雲の上層雲が夕方から 上空の北風にのって流れ込みつづけ、やっと薄れたのが0時過ぎでした。
時間とともに気流の状態も急に良くなり1時前やっと撮影体制に入りました。
7月21日00時56分~02分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
夜半前と比べるとかなり気流が安定しました。ベランダに吹く南風が収まるのとタイミングが同じくらいなので下層の熱気が邪魔していたようです。猛暑の日は気温が落ち着く未明が好条件になるようです。
五つ子白斑の後ろで南半球のグレーのコロコロ縞の渦が一番大きくなっているあたりです。
衝まであと1か月あり木星はもう少し大きくなるので枠を広げないときついですね。
2時前になると今度は下層の断雲が南から列を成して押し寄せてきたので、雲の合間を縫って土星を撮影して一旦閉めました。
7月21日01時54分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=350、3000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
土星は2週間後に衝を迎えるので明るく撮りやすくなりました。
画像処理でどうしても本体の縁がきれいにまとまりません。
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