真夏到来直前
6月25日から今日までの期間の木星の見栄え結果を「週間予報支援図(FXXN519)」にまとめてみました。
6月下旬からは本格的に梅雨前線が本州付近に停滞。最近になっては前線活動ではなく上空寒気と下層の湿った空気による不安定性の雲に邪魔されて商売あがったりで木星を撮影できたのは21日間でたったの4夜でした。
先週あたりから夏の高気圧が大きく北に張り出す予想が出て今日あたりには梅雨明けかと思われましたが本州上空に寒気がとどまり高気圧の張り出しが遅れて毎日逃げ水のように夏空は先へ先へと繰り越されています。
今の寒気が弱まればほぼ真上から太平洋高気圧に覆われて等高度線の本数を見ても分かるように上空の風も弱く安定した気流と思われます。
ただ、21日頃から太平洋高気圧が北に偏りすぎて南側の熱帯の湿気が入り込み不安定な天気に変わるかもしれません。急に南海上の近い所で熱帯低気圧が発生して接近して来るとかありそうですが、それまでの間は大きな木星を楽しめそうです。
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