木星 2021/07/23
0:30から観測を開始。そのとたん南から低層の断雲が流れ込み始めて頻繁に木星を隠しピント合わせもできないまま30分我慢。
この毎晩深夜時間帯に南から流れ込んでくる低層の雲。見ていると1時間半くらいの周期で増減しています。しかもすぐ東や西の空域にはほとんど雲は見当たりません。地形的な風の収束で発生しているように思われます。気圧配置が変化して下層の風向きが変わってくれないと毎晩意地悪されそうです。
7月23日01時30分~36分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
やっと取れた一枚目。 気流は悪くはないですが抜群に良いわけでもないです。
五つ子白斑が中央を過ぎてしまっていました。木星は明るさを増してきたので高緯度のほうも何か模様が写るようになってきました。
7月23日04時01分~03 分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
昨日の衛星集合に参加していなかったイオが左端に白点で見えます。影の周りの薄暗いリングは解析ソフトによるもの。どうすれば消せるのか分かりません。
北半球中緯度の中央付近に5個くらいの濁った白斑の集団が見られます。
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