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2021年7月14日 (水)

De-rotation効果を見る2

12日の今シーズン一番良い写りだった大赤斑の画像を改めて再処理してみました。
掲載した写真はDe-rotation処理したものでしたが、De-rotationする前処理を変えてみたところ解像度がアップしました。

最初の画像処理では
①15msで3500フレームを8回撮影
②8回の撮影データをそれぞれAutoStakkert3で50%スタック処理
③スタックした8枚の画像からDe-rotation処理
④RegiStax 6でWavelet処理
にて作成した画像が下の右側「旧」の木星です(12日の記事に張り付けてある03時26分~32分の画像)。
20210714
今回は①のデータを
②8回の撮影データをそれぞれAutoStakkert3で60%スタック処理
③スタックした8枚の画像をそれぞれRegiStax 6で軽めのWavelet処理
④③の8枚の画像からDe-rotation処理
⑤RegiStax 6でWavelet処理
で処理したものが左側の「新」の木星です。
軽めのWavelet処理はレイヤー1と2だけを使って縞模様が浮かび上がる程度の強さ。

結果は明らかに良くなっています。
大赤斑の後ろの乱された縞模様の部分など解像度がアップしているのが分かります。
Wavelet処理を2回しないといけないのが面倒ですが良い気流に恵まれた時はやって損はなさそうです。
完成画像に至るまでに3つのツールを使い、それぞれで処理パラメーターの設定がありどれがベストなのかを突き止めるのは大変です。

ということで処理後の木星を再掲しておきます。
Jup_20210712_03301
7月12日03時26分~32分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

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