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2021年8月

2021年8月31日 (火)

木星 2021/08/30-08/31

夜の初めころまで南風が吹いて暑苦しかったのですが21時過ぎると北風に変化して29度あった気温が急に下がり23時過ぎには26度くらいまで下がりました。栃木茨木方面で発達した積乱雲の強雨による下降流が冷風となって吹き渡って来たもののようです。
このため弱い前線となり低い雲が湧いてしまったようです。日付が変わる前に観測終了です。

Jup_20210830_2116
8月30日21時12分~20分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

五つ子白斑と色付き白斑の間で数本の縞が南にたわんだように見え、濃いグレーの縞が幅を変えながら右上に伸びています。
海老茶縞中央やや左の乱れた部分は白点が発生したあとの名残です。

Jup_20210830_2222
8月30日22時18分~26分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

北風に変わって気流が悪くなり始めました。北と西から雲が迫ってきてギリギリ撮影できました。
これでしばらく木星が見られなくなっちゃうのかな?

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2021年8月30日 (月)

金星撮り比べ 2021/08/30

秋雨っぽくなりそうなので金星を撮っておきます。
今回は2.5×パワーメイトで拡大しフィルターを変えて写りが変わるかを確認します。

Ven_20210830
8月30日16時09分~19分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=100、10000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

左のUV/IR Cutは400~670nm以外をカットフィルターで通常木星撮影でも使用しているものです。
中央のIR PassはSVBONYの
670nm以上を透過するフィルターです。
右はフィルター無し。

これだけの面積で写っているのにみんなのっぺらぼうです。金星はそういうもの。300~400nmの紫外線フィルターで撮影しない限りのっぺらぼう。


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2021年8月29日 (日)

木星 2021/08/28-08/29

夕方には快晴となり透明度も良くなりました。土星も楽に見えるし、木星の南東にある1等星フォーマルハウトも今日は明るく光っていました。それと引き換えに気流は少し悪くなりました。

Jup_20210828_2159
8月28日21時55分~02分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

南半球の白斑たちはほとんど沈んでしまい見どころの少ないエリアが続きます。
北半球中緯度のグレー縞は両端のオ
レンジ斑の間だけで存在しています。

Jup_20210828_2253
8月28日22時51分~56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

コロコロ縞がコブ状に変化するあたりです。右のほうでは南北に厚みがありグレーの塊が隣り合っている感じですが左の方では厚みが減りコブ状に波打っています。

Jup_20210828_2356
8月28日23時55分~59分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

南半球中緯度の白斑と高緯度のオレンジ斑はちょうど南北に同じ経度に揃って南中しています。以前の画像と比較すると白斑のほうは速く右に移動していて現在ちょうど追いついた状態です。

Jup_20210829_0053
8月29日00時50分~56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理 

大赤斑が見え始めましたが気流は悪くなりました。
大赤斑が木星の縁に見えているときは大赤斑の周りが黒っぽく囲まれていて黒縁メガネのようです。
コロコロ縞から変化したコブは経度で30度くらい等間隔に存在しています。
この30分後の撮影中には後半雲もかかってしまい終了です。

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2021年8月28日 (土)

木星 2021/08/27-08/28

太平洋高気圧の軸は西日本の南海上にあり関東は相変わらず南から覆われています。日本海には前線帯の雲があり、時々高い雲が関東地方に流れ込んでくる状況。昨夜以上に透明度の悪い夜で宵のうちは高度の低い土星はやっと肉眼で確認できるくらいでした。

Jup_20210827_2119
8月27日21時16分~22分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

昨晩の最後とほぼ同じ位置から開始です。 透明度は悪かったですが気流は安定していました。
大赤斑の左側の黒点は今日も健在でした。少し横に長くなったようです。両側を白い雲に挟まれています。
黒点の南には茶縞がコブ状になっています。
ミミズ縞の南側に暗斑群が連なっています。

Jup_20210827_2224
8月27日22時21分~27分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑後方のコロコロ縞に濃いグレーが目立ちます。
ミミズ縞の南の暗斑群はさらに左の方では縞のようになっています。

Jup_20210827_2327
8月27日23時24分~30分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

南半球中緯度は白斑祭り状態です。
五つ子白斑の4番目と5番目の間のちょっと上にある長細く白いものは段々と明るさと大きさを増してきているような気がします。
グレーのコロコロ縞の北側中央からちょっと左の場所から海老茶縞が急にはっきりしています。

Jup_20210828_0053
8月28日00時50分~56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×10
、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

日付の変わる前後から上空の薄雲が流れ込んできて1時間ほど休憩がありました。
北半球の海老茶縞中央付近は白点があった場所で、裂けたように見えた所が広がり両側から青黒い雲が南に流れ出しています。
この裂けた場所はどんどん右方向に移動しています。

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2021年8月27日 (金)

木星と土星 2021/08/26-08/27

昨晩よりも気温の下がり方が鈍く21時を過ぎても外が30度くらいありました。南から太平洋高気圧に覆われているためか、今日も透明度が悪く木星の輝きが鈍いようです。時々日本海の前線帯からの薄雲の流れ込みもあり、いつの間にかモニター内の木星が薄暗くなっていたりしました。
上空は西風のようで木星面が右から左に小刻みに揺れていました。しかし意外と写りが良く観測をやめるのが惜しいくらいでした。


Jup_20210826_2143
8月26日21時40分~47分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×9、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

21時を過ぎると高度も十分でよく写るようになりました。
昨日の最後の写真の続きの位置になります。

Jup_20210826_2244
8月26日22時40分~48分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

ミミズ縞を追い越した暗斑北群の先頭がもう中央付近まで進んでいます。
このあたりのコロコロ縞は細く引き伸ばされた感じです。
南半球高緯度のオレンジ斑が南中しています。もう少しで大赤斑の出を迎えます。

Sat_20210826_2307
8月26日23時06分~08分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=420、6000フレームを60%スタック×3、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

箸休めに土星を撮影。
AZ-GTi経緯台は南中前後の方位177度あたりから183度の間で追尾が不安定になり、南中前は急に北にずれたり、南中後は急に南にずれたりするので、そういうもんだと理解してこの時間帯はほかの天体を観測します。
今回は水平にしましたが土星は傾けたほうがかっこいい気がします。衝を過ぎたので本体の影が輪の左側に見えるようになりました。

Jup_20210826_2344
8月26日23時44分~48分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑来ました。写りも良いです。
右からくる縞のコブの中が白くリング状になっているのが分かります。

Jup_20210827_0044
8月27日00時44分~48分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑左上の乱れの中の黒点が目立ちます。
大赤斑後方でグレーのコロコロ縞だったものが一周回ってきて大赤斑の手前ではいつの間にか赤茶系の色に変化しています。

Jup_20210827_0144
8月27日01時44分~48分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度が下がったうえにベールのような薄い雲がかかって暗くなりGainを上げたらちょっとカラーバランスが変になりました。
でも大赤斑後方の乱流のような乱れが良く分かります。
左下には五つ子白斑の先頭2つが見え始めていて、昨日の1枚目と大体同じエリアとなります。
衝前後は高い高度で長時間観測できるので2日連続観測できれば分割で木星一周が可能です。
この後ベール状の雲がさらに濃くなってしまったので終了。

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2021年8月26日 (木)

金星 2021/08/26

日が沈んだ夕暮れの西空に金星が明るく光っていました。昼間ベランダが暑すぎて狙えませんでしたが高度が低い割にはゆらゆら瞬いていなかったので撮影してみました。
低空でもそれなりに夏の気流で安定していたようです。

Ven_20210826_1851
8月26日18時51分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=100、18000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

視直径14.7秒になりました。最近は1日あたり0.1秒角づず大きくなっていきます。
Neptune-C IIの2.9㎛センサーで1500mm直焦点だと1ピクセルあたりの角度は0.399秒なので4日あいだを開けると1ピクセル大きく写るようになります。

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夏最後の頑張り

8月6日から今日までの3週間の木星の見栄え結果を「週間予報支援図(FXXN519)」にまとめてみました。
一番夏が盛りの8月上旬から中旬に台風と台風崩れの低気圧が暴れた後、太平洋高気圧が弱く本州付近に前線が停滞しました。関東地方は高気圧に近かったため早めに天気が回復しましたが西の方は寒冷渦の影響もあり大変だったようです。
その後太平洋高気圧はじわじわと勢力を北に広げ本州を南から覆い始めています。

20210826
この先も太平洋高気圧は頑張ってくれそうですが北海道まで覆うパワーは無いようで次第に縮小傾向で高度が下がっていきます。
勢力圏のすぐ北は秋の気配で等高度線の混み合って前線が存在しそうです。高気圧圏内でも上空は西風で前線の高い所の雲が流れ込むパターンかもしれません。南に太平洋高気圧の軸があるので急に台風が来るとかはなさそうです。
一週間後はもう九月で秋雨の季節です。良い気流のシーズンの終わりが近づいてきました。

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木星 2021/08/25-08/26

風が無く蒸し暑い夜でした。初めの頃は日本海の前線で発生した高い所の雲が西から流れ込んでくる状況で透明度は悪く、昇ってきた月は黄色く光っていました。木星を導入して見ると木星の右から左に向かう気流の乱れが見えます。地上付近は静穏なので上空の気流の乱れのようです。

Jup_20210825_2020
8月25日20時20分~21分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=33
0、3500フレームを60%スタック×2、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度が低かったですが大赤斑とイオとその影、五つ子白斑が揃ってにぎやかに見えていたので撮影しました。
影の右にイオ本体が明るく見えています。中央付近では模様に溶け込んでいますが木星の縁近くなると木星面の輝度が落ちるので相対的にイオが明るく見えてきます。
ミミズ縞の左端は完全に分離してしまいました。

Jup_20210825_2120
8月25日21時17分~23分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

1時間経過して五つ子白斑が揃いました。相変わらず気流の状態は今一つでベールのような薄い雲がかかっているようでした。
この後動きの遅い雲がかかりしばし休憩。22時でも29度くらいあって窓を開けてあっても風がないので室内は32度を越えています。

Jup_20210825_2253
8月25日22時49分~57分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度も上がり、上空の薄い雲の流れ込みは収まり気流が安定してきました。
北半球中緯度の中央付近、茶縞の北に白斑のようなものが見えます。
北半球の海老茶縞左寄りの裂けたような場所は先日白点が沸き上がってきた場所で、白さは消えましたが乱れが広がったようです。18日に気付いた時からかなり右に移動しました。
五つ子白斑の5番目の上のほうから斜め上に黒斑が点々と続いています。

Jup_20210826_0014
8月26日00時10分~19分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

夜が更けるにつれてさらに気流が安定してきて止めるに止められなくなりました。
このあたりはコロコロ縞が一番幅広くなっているところで左に行くに従いコブ状に変化していきます。南側の白いゾーンに波打つように並んでいるのが撮影中のモニター上でもくっきりと見えて面白い。
南半球左手の白斑は南側が追い越しました。その南にも小さな白斑や黒斑が見えていて5インチとしては結構な写りなんじゃないかと自己満です。

Jup_20210826_0112
8月26日01時08分~16分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度が少し下がり始めましたがまだよく見えています。
北半球中緯度の黒っぽい縞の後ろにいるオレンジ斑は赤みを増したでしょうか。

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2021年8月24日 (火)

木星 2021/08/23-08/24

太平洋高気圧の北の縁に近く、日本海の前線からの高い雲が日本海側からかかってくる状況でした。満月を過ぎた月が今夜も黄色く光っていて透明度も今一つ。

Jup_20210823_2110
8月23日21時07分~12分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

21時を過ぎて高度が30度を越えてきましたが上空の西寄りの気流で木星像は細かく揺れていました。もう梅雨明け頃の止まったような気流は現れないのでしょうか。

色付き白斑が中央に近づきつつあります。この付近のコロコロ縞北側の海老茶縞は色が濃くしっかりしています。

Jup_20210823_2241
8月23日22時38分~44分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度は40度まで上がって雲も一時遠のき少し気流が安定しました。
南半球中緯度の白斑は南側が北側に追いつき南北に並んでいます。
北半球海老茶縞の中央付近が白く明るくなっているのは19日に見えていた小さな白点が拡大したものでしょうか。何かが沸き上がってきている?。

Jup_20210824_0105
8月24日01
時02分~08分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

その後、雲の動きが遅くなり雲がかかり続ける状態が1時間半以上続いた後で晴れ間が来ました。
イオの影が中央に落ちています。衝直後なのでイオ本体は影のすぐ右にいるのですが模様に溶け込んで見えません。
南半球高緯度中央にオレンジ斑がいるのでもうすぐ大赤斑が見えてくるところですがまた雲が来たので終了。

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2021年8月23日 (月)

木星MAP 2021/08/18-20

長雨から抜け出した後の8月18日から20日にかけて撮影した木星から展開地図を作製しました。

Jup_2021081820210820_map


前回と7月に作成したMAPがだいたい等間隔となっていたので五つ子白斑の移動の様子を比較しました。
Jup_20210823

白斑群は1ヵ月で約30度右に移動しました。1日1度のペースです。大赤斑との経度差は55度くらいなのいでこのペースで行けば先頭の白斑が大赤斑と並ぶのは10月10日前後と予想されます。
先頭の白斑と最後尾の白斑の移動線が並行ではなく狭まっているようです。特に2番目と3番目の間隔が近づき1~4が等間隔、ちょっと離れて5番目です。4番目と5番目の間にある白く平べったいやつが邪魔しているのでしょうか。こいつは拡大傾向にあるように見えます。

色付き白斑(オレンジ線)の右への移動はゆっくりで最後尾白斑との間隔が広がりました。

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木星 2021/08/22-08/23

宵のうちは薄雲が多いものの南東の空に黄色い満月、その上に木星が見えていました。ひまわり画像では西から上層の雲が押し寄せて来ていて高度が上がる前に曇るかと思われましたが、意外と切れ目があり撮影できました。

Jup_20210822_2154
8月22日21時51分~57分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が見えてきていましたが何度撮っても雲に邪魔されボケボケでしたがその中でもこのときだけそこそこの写りで大赤斑の芯も見えています。
大赤斑の左側に茶縞のコブが見られます。20日に右側から巻き込まれたコブの残骸でしょうか?。昨日見れなかったので何とも判断できません。

Jup_20210823_0004
8月23日00時02分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×4
、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

月も見えないくらいに曇った後、日付が変わってすぐ雲の切れ目が来ました。
撮影途中で曇ってしまいましたが五つ子白斑の位置でした。南中過ぎで高度は高いですが気流が悪かったです。

Up_20210822_2145311
8月22日21時45分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=360、6000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

8月15日に木星面上でガニメデの影がエウロパにかかる現象が悪天で見られませんでしたが、この日もガニメデの影がエウロパを隠す現象が23時過ぎから予報されていました。が、今回も雲に阻まれました。
曇る前に撮影した左がエウロパ、右がガニメデ。下は同時刻のWinJUPOSのシュミレーション。
ガニメデは模様が見ているような見えていないような。5インチじゃ無理かな。ガニメデが歪んでいるように見えているのは右上に暗い模様があるためのようです。

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2021年8月22日 (日)

奥多摩湖

5:30起床。曇っていますが高い所の雲なので明るい朝です。
昨晩は星見がお休みで睡眠時間たっぷりとってあるので自転車に全力です。しばらく長距離を走ってなかったので足試しに奥多摩湖を目指しました。
一応出発前にレーダーをチェックするとあちこちに弱い雨雲があるのでちょっと降られたら引き返すことにしていました。

6:20出発~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~10:10奥多摩湖~丹波山村の入り口で休憩し折り返し

早朝出発は涼しくていいですね。思いのほか体が楽で順調に進捗しました。羽村あたりまで来ると青空も見え始め雨の心配はほとんどなくなったのでそのまま先へ。
奥多摩湖までのトンネル内は先日の長雨で染み出した水でびしゃびしゃでしたがハネが冷たくて気持ちがいいのでペースを落とさず。
奥多摩湖は満水状態らしく天端の水門から放流していました。流れ落ちる水が真っ白い滝状となり皆さん記念撮影していましたが無視して一気にダムサイトまで上ってトイレの水を汲んで補給。
まだ10時ちょいなのでまずまずの時間です。走力はそんなには衰えていないようです。

帰るには早いので平坦な湖岸道路をのんびりと丹波山村の入り口まで進みます。
先日、真っ赤な峰谷橋と坂本トンネルの間でがけ崩れがありましたが崩落面はコンクリートで固められて最後の仕上げの工事をしていました。
P50_20210822_104835
この橋の上で缶コーヒー休憩。自転車を写したのは久しぶり。
標高500m以上なので吹く風は爽やかで道端には栗が落ちていたりしてちょっと秋を感じさせる風情でした。

奥多摩湖~R411~軍畑大橋~都45~R411~青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CRで15:30帰宅。

青梅あたりまで下ってくるとやっぱり暑い。耐えられず500mlコーヒー牛乳を注入。今日は液体だけの摂取で走り切りました。

走行距離:175km

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2021年8月21日 (土)

アリスタルコス付近拡大 2021/08/20

動きの遅い雲に木星が隠されたとき、南西方向の月が雲から抜け出していたので箸休めに覗いてみました。
木星拡大撮影設定のまま望遠鏡を向けるとアリスタルコスクレーター内部が見えていました。雲がすぐそばまで接近していたのでピントもそのままで撮影してみました。

Moon_20210820_2333
8月20日23時33分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、1000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理 70%縮小、トリミング

アリスタルコス(40km)はクレーター内部が明るくて大概白く輝いて写るので内部の様子をなかなか見れないのですが、昨夜はこの付近が夜明け後で太陽光線が斜めに差して反射が弱かったようです。
クレータ内壁が階段状に崩れている様子や中央丘が見えています。アリスタルコスの反射率は20%で、これは人肌程度の白さなんだそうです。僕の腕は自転車の日焼けのため黒くて反射率は10%くらいかな。

左の内部が溶岩で埋められているクレーターはヘロドトス(35km)。左上に伸びているへびみたいな谷はシュレーター谷。これらは嵐の大洋の中の溶岩台地の上に形成されています。

ヘロドトスが溶岩で埋められているのにアリスタルコス内には溶岩がありません。これは形成時期の違いらしいです。ヘロドトスが作られたときには台地を形成したマグマが地下に残っていて隕石衝突後に染み出してきてクレーターを埋めましたがアリスタルコスは比較的最近(数億年前)のクレーターですでに地下マグマは固まっていたのでしょう。

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木星 2021/08/20-08/21

高い空に月の姿も時々消されるくらいの濃い目の雲が広がってとてもゆっくり北に流れていました。でも雲は上空で消散する傾向にあり、濃密な雲が南から来てもいつの間にか薄まって隙間ができ、じっくり待てば木星撮影が可能でした。

Jup_20210820_2058
8月20日20時55分~59分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

昨日と比べたら雲が多いし気流も悪くなりました。まだ高度も低いので大赤斑の芯が写っていません。
大赤斑の赤は一時期よりも少し濃さを増したでしょうか。大赤斑の北側を回った縞が左側で南下し次第にグレーの乱れた縞と合体していきま。


Jup_20210820_2209
8月20日22時29分~30分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=380、6000フレームを50%スタック×2、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がって少しクッキリしましたが相変わらず雲の隙間ですぐ雲がかかり2回でDe-rotationです。シャッタースピードを速くして1回あたりの枚数を稼ぎました。
五つ子白斑が揃いました。なんか昨日と同じ場所を撮っています。
この後もしばらく観測しましたが見どころは過ぎ、じれったいほど動きの遅い雲で木星が切れ間に現れるのを待つ時間が苦痛になり1時頃終了

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2021年8月20日 (金)

木星 2021/08/19-08/20

朝鮮半島付近にある寒冷渦の南東側に当たる西日本から東海にかけては南から北上する暖湿気の影響で相変わらず強い雨が降っていますが関東地方南部は南東にある太平洋高気圧のギリギリ圏内で持ちこたえて晴れています。しかし上空に吹きあげられた動きの遅い薄雲が時々流れ込んできて見栄えを悪くしていました。
この夜は大赤斑がこちらを向くタイミングでした。このあたりを見るのは久しぶりなので気合が入ります。

Jup_20210819_2216
8月19日22時13分~19分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がり薄雲が去って撮影開始。昨日の続きの位置からです。
大赤斑の縁が左端に見え始めています。
大赤斑から右に延びていた細い縞はこの範囲では淡くほとんど見えなくなりました。
コロコロ縞から変化したコブ状の組織が大赤斑に向かっているのは相変わらずです。

Jup_20210819_2346
8月19日23時43分~49分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

北半球中緯度のミミズ縞は左端が分断しています。しばらく見ない間に暗斑北群がミミズ縞を右に追い抜いて先に進んでいます。
大赤斑にコブが巻き込まれようとしています。左上では赤道付近の縞まで南に引き込まれているように見えます。

Jup_20210820_0120
8月20日01時16分~23分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が沈む前に五つ子白斑が見えてきました。
北半球中緯度の暗斑南群は左方向に移動しミミズ縞から離れました。
このとき気流がそこそこの割に大赤斑の芯が写らず、後方のグレーのコロコロもモヤっとしていたのでもしやと思いピントを確認してみたらずれていました。機械的にずれたのではなく気温が下がったことにより望遠鏡が収縮してずれたのでした。21時頃から観測を始めて3度くらい下がっていました。収縮といってもほんのわずかですが拡大率が高いのでズレも拡大されてしまうのですね。

Jup_20210820_0246
8月20日02時43分~49分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑の左端が見えなくなるころには五つ子白斑が中央に勢ぞろいです。
ピントを合わせたのに今一つなのは木星が西に傾いて高度が25度くらいに下がり南西のマンションの上空に差し掛かっていたからでした。木星は19時に衝となりますので欠け際の無い満木星です。
これで昨日の1枚目の写真から木星を一回り見ることができ満足して眠りにつきました。

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2021年8月19日 (木)

木星 2021/08/18-08/19

太平洋高気圧に近い関東南部は夜に入ってもほぼ快晴状態がずっと継続。ベランダに吹き付ける南風で望遠鏡が揺れるものの昨日のような雲ストレスが全く無いので気分よく木星観賞ができました。これだけ安定して晴れたのは台風が来る前の8月初めころ以来でしょうか。

Jup_20210818_2114
8月18日21時11分~17分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、5000フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

木星の高度はまだ30度に達していませんが気流の状態は昨日と比べだいぶ良くなり白斑もしっかり写りました。
コロコロ縞が中央付近で細くなっています。その左からグレーの縞の北側に貼りつくように海老茶の縞が見られます。北半球にある濃い海老茶縞に対応した南半球の海老茶縞ですね。

Jup_20210818_2302
8月18日22時59分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度も上がり良く見えるようになりました。南風だけは収まりそうにありません。
北半球中緯度の中央やや右の白斑の後ろあたりから左にグレーの縞が伸びています。
南半球の色付き白斑付近から発生しているグレーのもじゃもじゃした縞は左にある小さな白斑あたりで途切れています。
白斑やオレンジ斑、大赤斑などの渦の後ろ?側に発生する縞の色はグレーになるのでしょうか。

Jup_20210819_0018
8月19日00時15分~20分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

日付の変わる前後が一番気流が良かったようです。
上の写真で北半球中緯度に見られたグレー縞は中央やや左にあるオレンジ斑で途切れています。このオレンジ斑は右上にある白斑と南北に並んで8の字を表現していたやつです。
北半球の海老茶縞の中央付近にポチっと白点が見られます。

Jup_20210819_0159
8月19日01時55分~02分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

夜も更け見どころの少ない面が続き眠気との戦いに負けを認めて
これが最後のショットです。
南半球のコロコロ縞は合体してコブ状に変わり北側に貼り付いていた海老茶縞と分離して2本の縞になっています。
南半球高緯度のグレーの中にオレンジ斑が見えます。

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2021年8月18日 (水)

金星 2021/08/18

日中一時的にスコールラインがかかり強い雨が降りましたが、夕方に向けて安定した天気となり空の透明度も高くなりました。
仕事を終えてからベランダに望遠鏡を展開して金星撮影です。

Ven_20210818_1759
8月18日17時59分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=0、18000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

視直径14秒まで大きくなってきて明るさもマイナス4等級です。日没前の青空の中ですが5cm8倍のファインダーでも簡単に見つかります。次第に地球に接近して来るのでみかけの大きさと欠け具合の変化が週単位で楽しめそうです。
これから冬に向けて日没時の高度は20度より高くならないので撮影は昼間行うのが良さげです。

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木星 2021/08/17-08/18

一週間ぶりの木星です。
停滞していた前線は北上して関東南部は太平洋高気圧の勢力圏に入りつつあります。23時ころはシャワーのような雨が降っていましたが日付が変わると雨雲列から外れて雲の隙間から木星が見え始めました。
南から低い断雲が押し寄せ、ベランダには南風が打ちつける悪いコンディションでしたがせっかくのチャンスなのでベランダに望遠鏡を展開。

Jup_20210818_0144
8月18日01時41分~47分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×4、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

ひっきりなしの雲の通過で木星は点滅してなかなか連続して撮影するタイミングが来ませんでした。西の奥多摩方面には強い雨雲列が見られ、雨を警戒してレーダーとにらめっこしながら広い雲の隙間の到来を待ちました。

8枚連続撮影して比較的雲の邪魔が少なかった4枚でDe-rotationしましたが気流が悪いのであまり意味はなかったようです。
5つ子白斑と色付き白斑がぼやけて見えています。5番目と色付き白斑の距離が大分離れました。他はもやもやしていて分かりません。
間もなく衝を迎えるので木星はこれ以上膨らむこともなくなりました。

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2021年8月16日 (月)

見たかった木星の衛星現象

中途半端に弱い太平洋高気圧の勢力のため本州付近に秋雨前線が発生して停滞し、昨夜楽しみにしていた木星の衛星現象も見ることができませんでした。
どんな現象だったのかだけWinJUPOSの天体歴のシミュレーション画像をキャプチャしておきます。

Jup_20210816_0034
16日0:34頃の様子
木星面をエウロパ、ガニメデ、カリストの3衛星が同時に経過中。
エウロパ、ガニメデの影も同時に木星面に落ちています。ガニメデとカリスト本体は木星面より暗いので4つの丸い影があるかのように見えたはず。
この数分後にはイオが木星の影に隠されて4つの衛星の姿が星空から消えたように見えたはず。

Jup_20210816_0215
16日2:15頃の様子
木星面経過中のエウロパは途中でガニメデを追い抜きます。そのあとでガニメデの影が内側を回るエウロパにかかり部分月食のようになります。エウロパは通常木星面経過中には見えなくなりますが影がかかっているとき黒い点として見えたはず。
このときもガニメデとエウロパの影、ガニメデ本体、影のかかったエウロパの4つが黒い点として見えたはず。
見たかったなー。とってもガッカリ。

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2021年8月11日 (水)

木星 2021/08/10-08/11

電視観望を楽しんで時間をつぶした後、望遠鏡を換装して23時から木星観測に入りました。
前日より気流は改善しましたがまだまだです。前日が悪すぎました。

Jup_20210810_2331
8月10日23時27分~34分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=280、2800フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がった分少し気流の影響は減りましたがまだまだボケボケでした。
大赤斑が右端に、五つ子白斑が登場してきているのがかすかに見えます。大赤斑の左上が大きく乱れているような感じですが欠け際でよくわかりません。
大赤斑の左に伸びる茶色の縞は継続しているようです。
この後上層の雲が広がってきたので一旦仮眠。

Jup_20210811_0211
8月11日02時09分~12分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

2時前に目覚めると上層の雲の切れ間から撮影できそうだったのですが8枚撮影中5枚目の終わりで雲に入りました。
寝る前よりも気流は改善しました。
北半球中緯度の中央付近はグレーの縞が南北に広がっているように見えます。
この後雲の切れ間も期待できなくなったので終了。良いタイミングで目が覚めてラッキーでした。

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夏の赤い星雲を電視観望 2021/08/10

21時からベランダ天文台をオープン。前日のバカ風はすっかりおさまり緩い北風が吹いています。日中は猛暑でしたが少し湿度が下がった感じで立秋を過ぎて初めて北から流れ込んだ気流によりちょっと過ごしやすくなりました。
木星を導入して見たところ高度の低さもあってか前日に近い揺れ方をしていたので高度が上がるのを待つ間、6cmの屈折望遠鏡に乗せ換えて夏の赤い星雲をめぐりました。他に目もくれず木星ばかり撮影していたので夏の星雲星団をほとんど見ていなかったのです。
全て撮影したものをトリミングして35%縮小ですが各星雲の縮尺は同じになっています。露出時間はM8が4分、他は5分です。

M8_20210810_2126_stack_48frames_240s
8月10日21時26分 D=60mm、F=355mm、Neptune-C II、UV/IUCut、SharpCap 4.0、5s、Gain=350、48フレームライブスタック、トリミング、35%縮小
いて座のM8です。左寄りの星の集まりは散開星団です。

M20_20210810_2132_stack_60frames_300s
8月10日21時32分 D=60mm、F=355mm、Neptune-C II、UV/IUCut、SharpCap 4.0、5s、Gain=350、60フレームライブスタック、トリミング、35%縮小
いて座のM20です。北に広がる青い部分もかすかに見えます。


M16_20210810_2140_stack_60frames_300s
8月10日21時40分 D=60mm、F=355mm、Neptune-C II、UV/IUCut、SharpCap 4.0、5s、Gain=350、60フレームライブスタック、トリミング、35%縮小
へび座のM16です。M16は赤い星雲と背景の散開星団を一緒にしてメシエ番号が付けられています。

M17_20210810_2148_stack_60frames_300s
8月10日21時48分 D=60mm、F=355mm、Neptune-C II、UV/IUCut、SharpCap 4.0、5s、Gain=350、60フレームライブスタック、トリミング、35%縮小
いて座のM17です。

各画像のタイムスタンプを見たら8分ごとに1個の星雲を撮影していました。明るい空なので長い露出がかけられませんが短時間でも結構楽しめます。
大きく広がった対象は木星のように気流の影響も気にせずお気楽です。

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2021年8月10日 (火)

木星 2021/08/09-08/10

日本海の低気圧に吹き込む南風がもろにベランダを叩きつけ、望遠鏡が吹き倒される恐れもあり展開するのがためらわれるくらいでした。
三脚にそれぞれ2リットル水入りペットボトルの重りを括り付けてなんとか設置して木星を導入してみましたが気流が最悪で川底の石状態でした。

Jup_20210809
8月06日22時頃 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、2ms、Gain=300、10000フレームを20%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

イオが影を落としながら木星面を経過中でしたが大きくボケた黒い斑点が写るだけですべてボツ。高度が上がれば少しは改善するかと期待しましたが期待は裏切られました。
一応観測したということで直焦点にしてイオが木星面から離脱するところを撮ってみました。

22:15で赤道付近右端のかすかな光点がイオです。
22:31では木星の右にデベソのようにイオが木星から離れ始めました。
22:40は少し木星から離れました。

風により望遠鏡が揺れてちっこい木星が画面の中をびゅんびゅん飛び回っていました。もうあきらめて早々に撤収です。

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2021年8月 9日 (月)

多摩川が生臭かったこと

昨日今日と2つの台風の影響による雨と強風で自転車はお休み。
この週末は7日の朝、雨が降る前に是政橋まで軽く周回することができただけでした。
その時、川崎市側の二ケ領用水上川原堰あたりから多摩川原橋あたりで川面に近い所を走っていると生臭いにおいがしていました。
堰上流の水の溜まっている水面を見るとあちこちに何か浮いているので自転車を降りて水辺まで行ってみるとそれは大量の魚の死骸でした。

202108091
川面に浮かんでいた大きな鯉の死骸

50cm以上もある大きな鯉があちこちに横になって浮いていました。においの原因はこれだったのです。
しばらく広範囲にまとまった雨が降らず水量が減り連日の暑さで水中の酸素濃度が低くなり窒息死してしまったそうです。
この付近の主のような大きな魚は全滅してしまったのかもしれませんが、これによって空いたなわばりに上流から新たな主となる魚が下ってきて再び回復することでしょう。

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木星 2021/08/08-08/09

午前中雨をもたらした台風10号が遠のき、九州に上陸した9号との間の消極的な高圧帯が移動してきて夜には高い所の雲が多いながらも隙間から木星が見えてきました。
今夜はエウロパとガニメデの影が同時に木星面に落ちているところが見られるので楽しみにしていました。

Jup_20210808_2211
8月08日22時11分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー 、ADC、 Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=350、3000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理 85%縮小

上空は台風に吹き込む山越えの西寄りの風で非常に気流が悪く画面上の木星はメラメラと揺れおまけに薄雲越しの状態が続きました。それでも木星面と周辺に衛星や影が見えてにぎやかです。木星の高度が30度を越え雲が薄くなったタイミングでようやく採用できる写りになりました。

木星のすぐ左にエウロパ、その右にエウロパの影、中央やや左の濃いグレーの点はガニメデ本体、右にガニメデの影、木星の右に離れてイオです。
大赤斑が右端に沈みかけ左に五つ子白斑が見え始めていて気流が良ければ見ごたえのある写真になったはずなのでガッカリ。

Jup_20210808_2330
8月08日23時27分~34分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

気流は悪いままでしたが一番条件の良かった時の写真です。五つ子白斑が正面にやっと見えています。
ガニメデの影は木星面から離れガニメデとエウロパ、その影が木星面を経過中です。エウロパ本体は木星の模様と同化してほとんど分かりません。
エウロパのほうが内側の軌道を周回しているので影がガニメデに追いついてきました。ガニメデが木星面から離れるころにはほとんど南北に並んでいました。
このときイオは木星の裏側を通過中だったので木星の周辺にはカリスト1個しか見えていませんでした。

Jup_20210809_0124
8月09日01時24分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー 、ADC、 Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、3500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理 85%縮小

エウロパ、ガニメデの影も経過も終わり、イオも裏側から現れました。
気流が悪くて縮小して掲載するくらいなら拡大率の低いパワーメイトで撮影すればよかったかな。

15日の夜には今回参加しなかったカリストも絡んできてほんの短い時間ですが木星の周りに衛星が一つも見えなくなる時間帯があります。

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2021年8月 8日 (日)

ISSを撮る 2021/08/03

8月3日の宵に通過したISSを今頃処理しました。
ISSの通過は毎月数日見られるのですが、そのタイミングでずっと天気が悪く久しぶりの撮影となりました。
この日は西北西の空から見え始め南の空で地球の影に入り、最接近時は580kmくらいでした。

Iss_20210803_2015
8月03日20時15分頃 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、0.8ms、Gain=220、連続した8フレームをスタック、RegiStax 6でWavelet処理

ISSは左方向に飛行しています。
日没後の空に西から接近するときは太陽との角度が逆光気味でいまいちです。
それでも南南西の空の接近時では太陽電池パネルも写りました。
いつも太陽光を強烈に反射しているラジエーターのあみあみが分離して写りました。
左側は視線方向と一致して点列になっています。右側は3列4行の光点が並んでいます。一つだけ上にはみ出して光っている光点は最近ドッキングしたロシアの実験棟「ナウカ」かな?

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2021年8月 7日 (土)

木星 2021/08/06-08/07

夜の初めは雲がべったりでベランダ天文台はお休みと思われましたが22時前には雲の切れ間が広がって木星が光っていました。
せっかくなので体に鞭打ってベランダ天文台を急遽オープン。
初めの頃は雲の切れ間が狭く連続撮影できないので焦点距離による撮り比べをしました。

まずは何も足さない、何も引かない直焦点1500mm、F=11.8
Jup_20210806_2233
8月06日22時33分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=175、3000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

小っちゃいです。小っちゃいですがその中に模様がギュッと濃縮されていてスバラシイ。
コロコロ縞のゴツゴツ感や五つ子白斑の後半と色付き白斑もはっきりと認識できます。いつも見慣れているせいかもしれませんが。

本来なら主力光学系として活躍してほしい2.5×パワーメイト+ADCで合成焦点距離3600mmくらい、F=28.3
Jup_20210806_2242
8月06日22時42分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、 Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

さすがはパワーメイト。1枚ものでこの写りです。
F値が小さいのでシャッタースピードをもっと速くしてフレーム数をもっと稼げばもっとよく写るかもしれません。
この大きさまで拡大すれば赤道北側のオレンジゾーン内の青黒いスジやコロコロ縞の中の濃淡や白斑の色の違いなど見えてきます。
でも僕にとっては拡大率がちょっと小さいので通常の運用に採用されていません。5×パワーメイトでは拡大しすぎで3.5×パワーメイトがあればすぐに飛びつきます。

途中雲がかかって間が開いてしまいましたが、いつもの2.5×バロー+ADCで合成焦点距離5000mmくらい、F=39.4
Jup_20210806_2259
8月06日22時57分~01分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

いつも撮影に使っている光学系です。これだけDe-rotationかけています。
やっぱり大きいほうが見やすいです。De-rotationすれば2.5×パワーメイトの像を拡大したくらいの効果があります。

ということでこの後想定外に雲が切れてしまい観測続行となってしまいました。
Jup_20210807_0015
8月07日00時12分~18分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

しかし木星面は見所の少ないエリアに変わってしまいました。
北半球中緯度の8の字白斑は北側が右にずれました。南側はオレンジ系の色をしています。
南半球中央付近の白斑のすぐ北を左から延びているグレーの細い縞は白斑の位置から右端の色付き白斑にかけて縞が幅を広げています。

Jup_20210807_0141
8月07日01時37分~44分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

気流の良い状態が継続しています。南半球高緯度にオレンジ斑が見えています。
あと1時間もすれば大赤斑が見えてくるのですが、この後急速に雲量が増えたのでこれで打ち止めです。

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木星MAP 2021/08/03-05

疲れがたまって処理が追い付かなくなってきましたが、3日から5日にかけて撮影した木星から展開地図を作製しました。
連日の真夏の良い気流のおかげで主な白斑や縞の様子が全周捉えられました。

Jup_2021080320210804_map

五つ子白斑と大赤斑の間隔が狭まっています。
ミミズ縞が伸びたように感じたので前回と比較してみました。
20210807
上が7月16日-18日、下が今回です。
やはり長くなっていました。前回経度で45度くらいだったのが今回55度くらいに左が10度ほど長くなっていました。
またミミズ縞の南の暗斑群ですが、北群は速い動きでミミズ縞を右に追い抜こうとする動きで間もなく右端がそろいそうです。
南群は逆に左方向にゆっくり後退していました。
赤道北の濃い赤茶縞の北に点在する斑点は間隔を保ってほぼ平行に右に移動しています。

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2021年8月 6日 (金)

木星 2021/08/05-08/06

まだ高気圧に覆われていて下層の暖湿気の影響もなく安定した気流が続いていました。
夜半前に南から雲が押し寄せてきましたが一時的で日付が変わってからは安定していました。
今回の安定した好天も今日が最後と思い眠気をこらえて撮影です。

Jup_20210805_2250
8月05日22時45分~55分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×12、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が中央なので撮影。この頃雲の切れ間となり気流が一時的に悪くなりました。
大赤斑の南を回って右に流れ出す動きはほとんど停止したようです。
北半球のミミズ縞が3回北側に波打つように曲がっています。

Jup_20210806_0030
8月06日00時27分~33分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

日付が変わって雲が消えて気流が安定し写りが良くなりました。
大赤斑後方の乱れた状態から左に進むにつれて次第に整流されていく様子が面白いです。
大赤斑が沈む前に五つ子白斑の4つ目までが見えてきています。

Jup_20210806_0136
8月06日00時32分~40分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

五つ子白斑がほぼ正面です。大赤斑が見え始めてから五つ子白斑までの間の自転を見ているのは面白いです。空き容量の関係でアップできませんが10分ごとのコマ送り動画を作成して自転させて鑑賞しています。


Jup_20210806_0235
8月06日02時32分~38分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

五つ子白斑の5番目が正面で一段と白く目立っています。色付き白斑との距離も離れて等間隔になりました。
北半球の海老茶縞の北にいくつか点在する茶色斑点は全体的に小さく淡くなったでしょうか。

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2021年8月 5日 (木)

盛夏の安定気流

7月16日から今日までの3週間の木星の見栄え結果を「週間予報支援図(FXXN519)」にまとめてみました。
16日はちょうど関東が梅雨明けした日で、この日以降10日間は晴れて夏の安定した気流に覆われました。
中ごろに台風と上空寒気の影響で不安定となり雲の多い天気が続きましたが現在は真上から高気圧に覆われて透明度が高く気流の安定した状態となっています。

等高度線も5880mまたは5820mが1本しかかからない状態がずっと続き上空まで風が弱い状態でした。
21日間で観測できなかったのは1日だけでした。木星は衝の前で観測は日付をまたいだ深夜から未明となるため疲れが半端ない状態です。

20210805
しかしこの先は何か怪しい雰囲気です。
覆っていた太平洋高気圧が弱まり接近中の熱低や台風が過ぎ去った後、高気圧の盛り返しが弱く本州の南半分くらいまでしか覆ってくれない予想。

その北側は気圧の谷が接近し等高度線が下がって間隔が狭まり上空は南西から西寄りの風が強まる予想です。天気も気流もこれまで通りにはいかなそうです。
でも夏がこれで終わるわけではなく、その先で盛り返してくれることを期待します。

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木星 2021/08/04-08/05

南海上は熱帯低気圧だらけになってきましたが、熱帯低気圧の上昇流が太平洋高気圧を強めるので関東地方は東から張り出す太平洋高気圧の尾根に当たり下層から上層まで風が弱く強い下降流域となっていて高い透明度と安定した気流が継続しています。
熱帯低気圧周辺の下層の暖湿気が流れ込み始めるまでは楽しめそうです。

Jup_20210804_2302
8月04日23時01分~03分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×4、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

北半球中緯度にオレンジ色付き斑が縦に2つ並びました。数字の8を表現しています。
南半球中緯度の白斑は南側が北側に追いついてきました。
この後大赤斑が見えてくるので1時間ほど寝て体力温存しました。

Jup_20210805_0039
8月05日00時36分~41分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×6、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

南半球高緯度にオレンジ色付き斑が見えます。
この付近のコロコロ縞はコブの中が白く抜けてリング状です。

Jup_20210805_0129
8月05日01時26分~33分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑登場。コロコロ縞はいつの間にかグレーから茶に変色し大赤斑手前で次第に細く直線状に変化しコブも横に引き延ばされ扁平になっていくように見えます。大赤斑近くとその手前では縞を流す風速に違いがあるのでしょう。
大赤斑の右下、白いゾーンの南で赤茶系の細い縞が始まり右に続いています。

Jup_20210805_0235
8月05日02時33分~39分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×6、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑のすぐ右下に小さな白斑があるようです。
大赤斑の右下、白いゾーンの南の赤茶系の細い縞は明らかにここから始まっています。
北半球のミミズ縞は後ろが伸びて長くなったかな。

Jup_20210805_0330
8月05日03時25分~35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×12、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑の後ろ側の乱れはすごいですね。赤道近くまで影響しているように見えます。
大赤斑の北を回って左方向に伸びている茶色の縞は次第に淡くなって北側のグレー縞と混ざっているようです。

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2021年8月 4日 (水)

木星 2021/08/03-08/04

関西方面にあった熱帯低気圧が日本海に抜けると、そのあとを埋めるように下降流域が東から覆ってきて午後になると空の色が一段と青く深みを増しました。
しかし夜に入ると下層の湿った空気により発生した低空の断雲が速いスピードで南から押し寄せ、隠されるたびに木星が点滅していました。

Jup_20210803_2203
8月03日21時58分~07分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×7、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

初めの頃は低空の雲の邪魔が多かったのですが遅くなるにつれて減ってきました。雲のかかっていないときの木星像はかなり良く、下層の雲周辺だけ気流が悪く上層は下降流で安定しているようです。
大赤斑の北を回って茶色の縞が左方向に伸びています。3日の3枚目と比べても確実に伸びています。

Jup_20210803_2357
8月03日23時53分~01分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

流れ込む断雲は減りかなり気流の状態が良かったようで五つ子白斑をとらえた画像ではこれまでで一番の写りです。コロコロ縞のグレーも濃淡が分かります。

Sat_20210804_0049
8月04日00時49分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=380、3000フレームを7
0%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

気流が良かったので土星もついでに。

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2021年8月 3日 (火)

木星 2021/08/03

熱帯低気圧の外側を回って南から押し寄せる積雲系の雲の流れが早く木星は頻繁に隠され点滅していました。
日付が変わるころまでベランダには南風が吹き込んで木星は視野内をピョンピョン飛び跳ねていました。

Jup_20210802_2324
8月02日23時19分~29分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

10分かけて雲の切れ間で撮影できた5回分でDe-rotationしてみました。
視野内であんなに暴れていたのですが画像にしてみると意外に細かいところまで写っていました。
大赤斑が左際に見え始めています。このタイミングが一番シマシマが多くみられるときでしょう。
南半球の一番濃い縞にコロコロから変化したコブが大赤斑に向かっています。
南半球の高緯度右寄りにオレンジ斑がいるようです。


Jup_20210803_0103
8月03日00時59分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×4、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

積雲列の中には雨を伴っているものがあってレーダーで確認しながら休み休みの撮影となりました。
大赤斑が向いてきましたが雲のかからないショットが無かったためボケました。掛けた時間のわりにはコスパが悪いです。
ミミズ縞と暗斑北群の位置が揃ってきて目立っています。
大赤斑を回ってコロコロ縞の南側に伸び始めた茶色の縞は前回より伸びました。右側には流れ出していないようです。

Jup_20210803_0203
8月03日02時02分~04分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×3、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

何度も雲に覆われるたびにこれで終わろうと思いながらズルズルと2時になってしまいました。
大赤斑左上側の乱れの中に規則的な白い模様が見えます。

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2021年8月 2日 (月)

木星 2021/08/02

昼間の透明度の良い空が夜になっても継続していました。

Jup_20210801_2246
8月01日22時46分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

衛星が木星の近くに見えていたので1枚もので撮影です。
五つ子白斑と木星面右端にエウロパ、右に離れてガニメデが見えていました。

エウロパは白い点になっていますがガニメデは希望を込めて見ればかすかに濃淡があるように見えます。
この日の木星の視直径は48.5秒、エウロパは1.07秒、ガニメデは1.79秒
もっと気流が良ければ5インチでも模様が写るのでしょうか。

今月はエウロパとガニメデが木星面付近で接近する様子が7日ごとに見られます。15日夜には木星面上に両者の影が同時に見えたり重なったり、ガニメデの影がエウロパの一部を隠したりします。

Jup_20210802_0123
8月02日01時19分~26分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

南半球に白斑が2つ見えています。上側は色付き白斑と同じ緯度、下ほ五つ子白斑と同じ緯度にあるので間もなく上の白斑に追いつきます。その下に小さな白斑もあるようです。
今夜は見所の少ない面が続くのでこれで打ち切り。

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2021年8月 1日 (日)

金星 2021/08/01

透明度の高い青空だったので金星を狙ってみました。

Ven_20210801_1422
8月01日14時22分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、0.5ms、Gain=0、11000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

前回が梅雨明け直後の7月17日。透明度の高い青空の日だったのでほぼ2週間ぶりです。
気温が高くてゆらゆらと荒れているかと思いましたが予想外に欠けた姿がモニターに映し出されました。低気圧圏内ですが下降流域に当たって安定していたようです。
少し大きくなりちょっと欠けました。

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月面拡大 2021/08/01

明け方近く、木星観測の箸休めに望遠鏡を月に向けてみました。

Moon_20210801_0342
8月01日03時42分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=300、3000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

コペルニクス(95km)です。木星撮影の拡大率のまま撮影してみました。ほぼ現在の木星と同じ大きさです。
夏の明け方の落ち着いた気流なのでこんな強拡大でもそこそこ写っています。
クレーター内壁が階段状に崩れているのが見ごたえあります。太陽光の良く当たっているクレーター右側壁が5段くらい段々になっているのが良く見えます。
クレーター底中央に3群の中央丘が見えます。「ACT-REACT-QuickMap」を使って
この中央丘を通って左下右上の断面を描いてみると下のようになりました。
20210801
クレー底はクレーターの縁から3500m落ち込んでいます。
中央丘はクレーター底から600~800mの標高があります。富士山を置いたら頭が少しだけクレーターから出るくらいです。
クレーター壁は約20kmで底に達しているので平均勾配は17.5%となります。

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木星と土星 2021/08/01

夕方以降良く晴れていました。今夜は週末だし朝までやるぜ と意気込んでいましたが自転車走の疲れがあって朝まで持ちそうもないので軽く仮眠をとって木星の高度が上がる22時から観測開始。

Sat_20210731_2217
7月31日22時17分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=420、2600フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

まずは8月2日に衝となる土星で様子見。高度が低いせいか気流は安定せず揺れていました。
ほぼ衝の位置となって輪の右側に落ちていた本体の影が見えなくなりました。

望遠鏡を木星に切り替え
Jup_20210731_2344
7月31日23時43分~16分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

夜半前の
高度が低いうちは気流の影響を受けて今一つ採用されず。大赤斑が中央に来るタイミングで狙ってみましたが5回目の撮影後半から雲がかかってしまったので5回分でDe-rotation。肝心な時にいつも雲が邪魔します。それでも高度が上がったので少し模様がはっきりしました。
大赤斑の後方のグレーのコロコロ縞の南側に大赤斑を回り込んできた茶色の縞が流れ込んでいます。新しい展開でしょうか。
左の黒点はイオの影です。
北半球の暗斑列の北群先頭はミミズ縞の3分の2あたりまで進みました。ミミズ縞は健在です。
このあと1時間半近く雲の多い状態となり寝るか継続するか葛藤がありました。

Jup_20210801_0147
8月01日01時45分~49分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×6、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

ついに8月となりました。夏の気流の中で衝位置の木星を観測できる絶好のシーズンです。早く夏の高気圧が復活して上空を覆ってほしいものです。

大赤斑が殆ど没し、イオの影も離脱しようとしています。イオ本体も木星中央と影の中間にいますが5インチではまだ模様と同化して分離できません。
北半球の暗斑列の北群はこのあたりでは連なって縞のように見えます。
大赤斑後方で攪拌されたグレーの縞はこのあたりからコロコロ感が出てきます。


Jup_20210801_0253
8月01日02時50分~56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

五つ子白斑と色付き白斑が正面にそろいました。右から左へ順に明るくなっています。
コロコロ縞の1本北側の茶色尾の細い縞は右のほうではほとんど見えませんが五つ子白斑あたりの経度から左に向かって次第にしっかりとした縞に変化しています。

Jup_20210801_0359
8月01日03時55分~02分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

眠気と戦った最後の1枚です。木星も高度が下がって気流による揺れが大きくなりました。
色付白斑が中央に来ました。
コロコロ縞はこのあたりではゴツゴツ感が無くなって丸みを帯びてきます。

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