木星 2021/08/22-08/23
宵のうちは薄雲が多いものの南東の空に黄色い満月、その上に木星が見えていました。ひまわり画像では西から上層の雲が押し寄せて来ていて高度が上がる前に曇るかと思われましたが、意外と切れ目があり撮影できました。
8月22日21時51分~57分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が見えてきていましたが何度撮っても雲に邪魔されボケボケでしたがその中でもこのときだけそこそこの写りで大赤斑の芯も見えています。
大赤斑の左側に茶縞のコブが見られます。20日に右側から巻き込まれたコブの残骸でしょうか?。昨日見れなかったので何とも判断できません。
8月23日00時02分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×4、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
月も見えないくらいに曇った後、日付が変わってすぐ雲の切れ目が来ました。
撮影途中で曇ってしまいましたが五つ子白斑の位置でした。南中過ぎで高度は高いですが気流が悪かったです。
8月22日21時45分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=360、6000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
8月15日に木星面上でガニメデの影がエウロパにかかる現象が悪天で見られませんでしたが、この日もガニメデの影がエウロパを隠す現象が23時過ぎから予報されていました。が、今回も雲に阻まれました。
曇る前に撮影した左がエウロパ、右がガニメデ。下は同時刻のWinJUPOSのシュミレーション。
ガニメデは模様が見ているような見えていないような。5インチじゃ無理かな。ガニメデが歪んでいるように見えているのは右上に暗い模様があるためのようです。
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