木星 2021/08/05-08/06
まだ高気圧に覆われていて下層の暖湿気の影響もなく安定した気流が続いていました。
夜半前に南から雲が押し寄せてきましたが一時的で日付が変わってからは安定していました。
今回の安定した好天も今日が最後と思い眠気をこらえて撮影です。
8月05日22時45分~55分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×12、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が中央なので撮影。この頃雲の切れ間となり気流が一時的に悪くなりました。
大赤斑の南を回って右に流れ出す動きはほとんど停止したようです。
北半球のミミズ縞が3回北側に波打つように曲がっています。
8月06日00時27分~33分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
日付が変わって雲が消えて気流が安定し写りが良くなりました。
大赤斑後方の乱れた状態から左に進むにつれて次第に整流されていく様子が面白いです。
大赤斑が沈む前に五つ子白斑の4つ目までが見えてきています。
8月06日00時32分~40分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
五つ子白斑がほぼ正面です。大赤斑が見え始めてから五つ子白斑までの間の自転を見ているのは面白いです。空き容量の関係でアップできませんが10分ごとのコマ送り動画を作成して自転させて鑑賞しています。
8月06日02時32分~38分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
五つ子白斑の5番目が正面で一段と白く目立っています。色付き白斑との距離も離れて等間隔になりました。
北半球の海老茶縞の北にいくつか点在する茶色斑点は全体的に小さく淡くなったでしょうか。
| 固定リンク | 0
コメント