木星 2021/08/03
熱帯低気圧の外側を回って南から押し寄せる積雲系の雲の流れが早く木星は頻繁に隠され点滅していました。
日付が変わるころまでベランダには南風が吹き込んで木星は視野内をピョンピョン飛び跳ねていました。
8月02日23時19分~29分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
10分かけて雲の切れ間で撮影できた5回分でDe-rotationしてみました。
視野内であんなに暴れていたのですが画像にしてみると意外に細かいところまで写っていました。
大赤斑が左際に見え始めています。このタイミングが一番シマシマが多くみられるときでしょう。
南半球の一番濃い縞にコロコロから変化したコブが大赤斑に向かっています。
南半球の高緯度右寄りにオレンジ斑がいるようです。
8月03日00時59分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×4、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
積雲列の中には雨を伴っているものがあってレーダーで確認しながら休み休みの撮影となりました。
大赤斑が向いてきましたが雲のかからないショットが無かったためボケました。掛けた時間のわりにはコスパが悪いです。
ミミズ縞と暗斑北群の位置が揃ってきて目立っています。
大赤斑を回ってコロコロ縞の南側に伸び始めた茶色の縞は前回より伸びました。右側には流れ出していないようです。
8月03日02時02分~04分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×3、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
何度も雲に覆われるたびにこれで終わろうと思いながらズルズルと2時になってしまいました。
大赤斑左上側の乱れの中に規則的な白い模様が見えます。
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