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2021年8月29日 (日)

木星 2021/08/28-08/29

夕方には快晴となり透明度も良くなりました。土星も楽に見えるし、木星の南東にある1等星フォーマルハウトも今日は明るく光っていました。それと引き換えに気流は少し悪くなりました。

Jup_20210828_2159
8月28日21時55分~02分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

南半球の白斑たちはほとんど沈んでしまい見どころの少ないエリアが続きます。
北半球中緯度のグレー縞は両端のオ
レンジ斑の間だけで存在しています。

Jup_20210828_2253
8月28日22時51分~56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

コロコロ縞がコブ状に変化するあたりです。右のほうでは南北に厚みがありグレーの塊が隣り合っている感じですが左の方では厚みが減りコブ状に波打っています。

Jup_20210828_2356
8月28日23時55分~59分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

南半球中緯度の白斑と高緯度のオレンジ斑はちょうど南北に同じ経度に揃って南中しています。以前の画像と比較すると白斑のほうは速く右に移動していて現在ちょうど追いついた状態です。

Jup_20210829_0053
8月29日00時50分~56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理 

大赤斑が見え始めましたが気流は悪くなりました。
大赤斑が木星の縁に見えているときは大赤斑の周りが黒っぽく囲まれていて黒縁メガネのようです。
コロコロ縞から変化したコブは経度で30度くらい等間隔に存在しています。
この30分後の撮影中には後半雲もかかってしまい終了です。

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