盛夏の安定気流
7月16日から今日までの3週間の木星の見栄え結果を「週間予報支援図(FXXN519)」にまとめてみました。
16日はちょうど関東が梅雨明けした日で、この日以降10日間は晴れて夏の安定した気流に覆われました。
中ごろに台風と上空寒気の影響で不安定となり雲の多い天気が続きましたが現在は真上から高気圧に覆われて透明度が高く気流の安定した状態となっています。
等高度線も5880mまたは5820mが1本しかかからない状態がずっと続き上空まで風が弱い状態でした。
21日間で観測できなかったのは1日だけでした。木星は衝の前で観測は日付をまたいだ深夜から未明となるため疲れが半端ない状態です。
しかしこの先は何か怪しい雰囲気です。
覆っていた太平洋高気圧が弱まり接近中の熱低や台風が過ぎ去った後、高気圧の盛り返しが弱く本州の南半分くらいまでしか覆ってくれない予想。
その北側は気圧の谷が接近し等高度線が下がって間隔が狭まり上空は南西から西寄りの風が強まる予想です。天気も気流もこれまで通りにはいかなそうです。
でも夏がこれで終わるわけではなく、その先で盛り返してくれることを期待します。
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