木星 2021/09/13
夜に入ってからは台風から吹きあがった上層雲が流れ込み始めて空全体に広がり木星はスリガラス越しのように弱い光り方でした。それでも夜の初めは雲が薄れるタイミングがあったので撮影を強行。
9月13日19時37分~42分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=370、2500フレームを60%スタック×7、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
7ショット途中で雲が厚くなり木星が見えなくなりました。
どう見ても光量が不足なので拡大率を落として×2.5のパワーメイトを使用しました。それでもこんな写り方しかしません。
大赤斑の芯が全く写っていません。
大赤斑の北側から左側に回り込む縞の量が圧倒的に減ったようです。
9月13日20時38分~48分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、3500フレームを60%スタック×12、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
1時間後、再び雲が薄れるタイミングが来たので木星が雲で陰るまで連続撮影しました。結果12ショット撮影。
でも雲越しなので写りは改善しませんでした。
かすかに五つ子白斑が3つか4つ見えています。
北半球のミミズ縞に連なる縞は長くはっきりして来たようです。
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