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2021年9月 4日 (土)

ガニメデの模様は見えないか

木星が接近する衝前後で何回か衛星のガニメデの模様が写らないか試してきましたが、5インチ望遠鏡では難しいのかもしれません。
それでもディスク内整理中にスタックしておきながらWavelet処理していなかったデータを発見したので懲りずに処理してみました。

Gan_20210825_2354
8月25日23時54分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

衝から5日後、視直径1.8秒のガニメデです。
単なる円盤像では無くわずかに濃淡があるように見えます。でも確実に模様だとは断言できません。
戦艦の主砲級(30cm以上)の口径を持つ師匠たちの画像では明らかに表面模様が写っていますが、駆逐艦の主砲クラスの口径では射程距離(解像力)不足です。せめて重巡洋艦の主砲(20cm)クラスが必要なのかもしれません。

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