金星と水星 2021/09/19
栗買い付けから帰宅してシャワーを浴び昼寝を省略して金星撮影です。
もう秋分近く。太陽の位置が南に下がってベランダには日差しがたっぷり差し込んでいます。望遠鏡が熱くなりそうなので物干しざおにシーツをかけて影を作って撮影に入りました。
9月19日15時44分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=50、18000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径は17.1秒になりました。澄んだ青空の中で太陽の東に43度も離れているのでファインダーの中でもしっかり光って見えました。
9月19日16時05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト 、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=100、18000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
いちおう2.5×パワーメイトで拡大しておきました。
この透明度なら14日に東方最大離角となった水星も青空の中で見えるんじゃないかと思いお試しで導入を試みました。
9月19日15時52分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、2ms、Gain=100、18000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
さすがにファインダーの中には見えませんでしたが自動導入して周辺を上下左右捜索したところモニターの中にちっこい光点が現れました。
ピントは金星で合わせてあるので後は撮影するだけです。
視直径は7.6秒で金星の半分よりちょっと小さいくらで欠けている姿も写りました。明るさは0.3等級です。
太陽の東26度くらいの位置なので背景が明るく写っています。
年に一度くらいは水星のカタチを撮影しておかないと。
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