木星と土星 2021/09/10-09/11
夜になって日本海にある前線帯から高い雲が頻繁に流れ込む天気となり雲の切れ間を待っての撮影となりました。
9月10日19時21分~27分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、25ms、Gain=400、2000フレームを70%スタック×7、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
木星の高度が上がるまで土星を撮影
9月10日19時57分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
20時頃には木星の高度は30度を越えてきて気流の影響が少なくなります。
大赤斑が見えてくるちょっと前のエリアです。
9月10日22時29分~36分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×9、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
頻繁に雲がかかり連続撮影できないまま大赤斑が中央に来るタイミングで切れ間が訪れました。12ショット撮影予定が9ショット後半で雲がかかってしまいました。
北半球のミミズ縞は所々切れ目があるもののずっと左まで続くようになりました。
大赤斑の左に回り込む縞が薄れています。
今日は大赤斑の左に黒斑が2つ並びました。これが左に流れて行ってグレーのコロコロ縞を形成しているようです。
大赤斑が中央の位置で五つ子白斑が2つ見えています。大赤斑に追いつくまであと1か月の予想です。
9月10日23時41分~51分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×12、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑の左で発生した暗斑が崩れながら左に流れ次第に丸いグレーの渦に変化しているのが見えます。
五つ子白斑の3番目と4番目の北側に結構黒い暗斑が見えます。
ミミズ縞の左の方では段差のある部分で赤茶からグレーに変化しています。これは別の縞なのでしょうか。
北半球の海老茶縞の北にある2つの濃い斑点は、周辺の模様を見ると反時計回りの低気圧回転しているようです。
このあと日付が変わる前にべた曇り。ひまわりの画像を見ても西に雲が連なって切れ目はなさそうなので終了。
思ったよりも良く見えました。
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