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2021年9月16日 (木)

木星 2021/09/15-09/16

夕方月を撮影した後広がった雲はなかなか切れず、八王子方面には雨雲のエコーが観測されていましたが、21時過ぎてから次第に雲に切れ間が現れ始め木星が見え始めました。

Jup_20210915_2141
9月15日21時35分~50分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×11、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

15分間17ショット撮りましたが途中で雲がかかった6ショットをすてて11ショットでDe-rotationしました。
月を撮影したときから気流の状態に変化は無く北から流れ込む上空の強風のため細かな模様は見えません。

大赤斑が中央付近に見えています。かろうじて芯も写っています。右から来た縞が大赤斑の右上に持ち上げられたところで右方向に折り返しています。大赤斑の左側に流れる動きはほぼ止まったようです。
北半球中緯度のミミズ縞は左に伸びて長く連続するようになりました。

14日、木星に小天体が衝突した閃光が観測されたそうです。衝突場所は五つ子白斑の5番目の北、赤道付近らしいのです。その場所がこの後見えてくるのですが残念なことに北から流れ込んできた雲に覆われました。 1994年のSL9彗星衝突の時のように衝突痕が見られたら面白いのに。

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