木星 2021/10/02
日が沈んでから次第に雲が多くなりました。
木星を導入して見ると昨日ほどではないですが上空の気流により早い周期で小刻みに震えていました。
金星は形が写ればOKですが木星は縞模様を写してなんぼなので気流の状態は第一優先です。
10月02日18時42分~51分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、7ms、Gain=430、8000フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
高度が30度を越えてきたので撮影開始。
今日も速いシャッタースピードでの撮影としました。昨日よりは改善して赤道の南の縞は2本に分離していますがボケボケです。
このあと19時過ぎると雷雲が西から接近してきて気流はめちゃくちゃになりました。雨が降り始めることが必至な状況となったためベランダから撤収。
雷雲は順調に東進し雨も1時間ほどでキレ良くあがりました。雷雲の後面には強い下降流があったみたいで20時半過ぎには雲がスパッと切れ始めたのでびしょ濡れのベランダに再び望遠鏡を展開。
10月02日20時52分~00分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、7ms、Gain=430、8000フレームを60%スタック×9、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
相変わらずの気流状態でした。
それでも大赤斑は赤く写ってくれます。右から来た茶縞は再び折り返すようになったみたいです。
五つ子白斑がかすかに見えます。先頭はもうすぐ大赤斑の左側と同じ経度に並びそうです。
10月02日22時21分~29分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
雷雲が遠のくと意外や気流が今日一番良くなりました。
五つ子白斑が見えます。右から3番目、4番目は他より淡く写っています。
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