木星 2021/10/14
ほぼ快晴の空を見上げながら会社から急いで帰宅してベランダに望遠鏡を展開。直ぐに撮影に入りました。
頑張って上空を覆っていた夏の高気圧はすでに関東上空から南に引き下がり高度が下がって寒気も入り始めました。すっかり秋の気流です。
10月14日19時27分~30分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、7ms、Gain=430、8000フレームを60%スタック×4、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
駆けつけの一枚。大赤斑が見え始めていました。やはり気流が悪くて写りは今一つです。
白斑と大赤斑の位置関係が気になるところです。正面を向いてくるのが楽しみです。
10月14日20時30分~35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×7、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
近くの月が黄色く光って透明度の悪い空だなと思っていると急に下層の雲がその場で湧き始めました。大赤斑が正面を向くまで持ちそうにないので撮影開始。8ショット目で雲にかくれました。
大赤斑の左側に回り込む縞の量が減りました。この付近は最近は日替わりです。
大赤斑の左下に連なっていた暗斑群の先頭は大赤斑に巻き込まれたのでしょうか。大赤斑の右下縁あたりが薄黒いです。
北半球中緯度のミミズ縞はしっかりとした縞に変化しています。
五つ子白斑と大赤斑の関係はMAPに展開してみました。
1番目の白斑は大赤斑の中心の芯に対してすでに中心が通過しました。ほぼ予想通り。
2番目の通過は2週間後の10月27日頃でしょうか。
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