木星 2021/11/15
もう11月も半分過ぎてしまいましたが相変わらず日中は暖かくて助かります。今日も快晴で穏やかな一日。日が暮れて日課のように望遠鏡をベランダに設営して木星観賞です。
11月15日17時11分~21分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×12、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
日替わりで気流の良い日と悪い日が交互に訪れます。今日は初めのうち安定していました。そのタイミングで大赤斑が中央にやってきていて大喜びでした。ちゃんと芯も見えています。
五つ子白斑の3番目は大赤斑の中心経度を通過したようです。
大赤斑のちょっと右、海老茶縞の下に小さい暗斑が見えます。
北半球の海老茶縞の裂けめが良く見えています。やはり白い何かが沸き上がってきているようです。北側の白いゾーンに海老茶縞の残骸が流れ込んでいます。
写真の左端中央やや上にぼんやりと写っているのはカリストです。
11月15日19時09分~17分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
良く見えていたのは最初の頃だけで次第に気流は悪くなりました。
北半球海老茶縞のすぐ下、中央付近が海老茶縞と並行に明るいオレンジ色をしています。
大赤斑が沈んで色付き白斑が中央やや左、右にぼやけ白斑がありその両側が微妙にオレンジ色です。
上の2枚から木星MAPを作成してみました。
3番目の白斑が大赤斑の中央経度を通過して2日くらいでしょうか。
1番から5番の各間隔が均等になったようです。
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