木、金、土星 2021/11/13
地上は穏やかに良く晴れました。上空寒気の芯は東に抜けて昇温、等高度線も少し緩み気味でちょっと風速が落ちました。
自転車に乗りながら期待を膨らませていました。
11月13日16時50分~00分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×12、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
夏の頃と比べたら全然ですが予想通り昨日とは雲泥の差です。
大赤斑が去りつつある場面からでした。大赤斑の芯は縁になってしまったためか見えてないですね。
あと1時間早ければ五つ子白斑と大赤斑の位置関係が調べられたのに残念。
11月13日18時11分~19分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
色付き白斑が真ん中です。斜め左下の白斑が接近中です。
グレーのコロコロ縞が何とか分離しています。
11月13日19時01分~09分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
北半球の海老茶縞の北に広がる白いゾーンがだいぶ広くなった気がします。
11月13日20時03分~11分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
高度が下がりましたがまだ好気流は継続しています。
南半球高緯度の中央付近に赤斑も見えています。
11月13日17時25分~27分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=450、3500フレームを60%スタック×4、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
久しぶりの好気流なので土星にも望遠鏡を向けてみました。
この時期としてはかなり良いと思います。
11月13日17時45分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、 Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=280、10000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
今回は奮発して木星、土星と同じ拡大率です。
視直径がいよいよ30.0秒となりました。内合の頃はさらに倍の大きさになります。
これだけ大きく写っても可視光では真っ白で模様は見えません。拡大しても無意味ですねぇ。
| 固定リンク | 0
コメント