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2021年11月16日 (火)

木星と金星 2021/11/16

雲が増えました。空の透明度が落ちて夕方の月は黄色っぽく光っていました。ひまわり画像を見ると西から薄雲が流れ込んで来ているので覆われるまでの勝負です。

Ven_20211116_1628
11月16日16時28分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=50、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

視直径は31.2秒。距離は約8000万km、内合のころは4000万km弱まで接近します。月と地球間の100倍の距離です。


Jup_20211116_1649
11月16日16時52分~00分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

まだ薄雲のかかる前の撮影です。何とか白斑が見える程度の気流です。
色付き白斑が右端に沈みかけている面です。
グレーのコロコロ縞の中央付近の北に見える海老茶縞から右上にヒゲのようなものが長く伸びています。

Jup_20211116_1741
11月16日17時41分~42分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=390、6000フレームを60%スタック×2、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲がかかってきました。
中央に回ってきた海老茶縞からも短いヒゲのようなものが右上に伸びています。


Jup_20211116_1841
11月16日18時36分~45分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=400、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

すっかり薄雲に覆われてシャッタースピードを長くしgainを上げて撮影したところ予想外の写りでした。
雲さえなければ良い気流だったようです。
南半球の白いゾーンの南の中緯度にコロコロ感のある縞が見えます。

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