木星 2021/11/04
日中良く晴れていましたが日没頃には空一面蜘蛛の巣が張られたように薄雲が広がってきました。その薄雲も次第に晴れて撮影開始。
11月04日17時31分~39分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
木星は小さく揺れていましたが予想外に良い写りでした。
モニター上では南半球中緯度の真ん中あたりの小さな白斑がひときわ明るく見えていました。
南半球高緯度の赤斑も見えています。大赤斑が見えていないのが残念。
11月04日18時31分~36分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
木星の少し南の空は伊豆箱根方面で発生している雨雲から流れてきた雲が広がっていますが良い気流の状態が継続しています。
11月04日19時27分~35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
南の雲の範囲が次第に広がってきました。山梨方面の雨雲から流れてくる雲も西から接近中で次第に気流が悪くなってきました。
大赤斑が見えてくるまであと1時間半以上あるので持ちこたえられそうもありません。
11月04日21時14分~15分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、3500フレームを60%スタック×2、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
20時を過ぎると西から雲が流れ込んで来ました。やっと訪れた雲の隙間から2ショットだけ撮影できましたが最初頃のと比べすっかり気流が悪くなってボケボケです。
南半球左手に見える白斑は五つ子白斑の1番目でしょう。だいぶ大赤斑から先行しました。
結局これが最後の撮影で大赤斑までたどり着けませんでした。
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