木、金、土星 2021/11/28
15:30に自転車走を終えると日没まで1時間しかありません。自転車を掃除してシャワーを浴びて晩飯の準備をしているうちに日没前。
今日も北風が強かったのであまり期待していませんでしたが上空寒気の底は打って抜けつつあり昨日よりはましなはずと思いつつまずは金星を導入。
11月28日16時23分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=50、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径は37.3秒。1日で0.7秒も大きくなりました。
思いのほか揺れは小さく欠け際もシャープに写っています。昨日より圧倒的に改善しています。これは木星も期待できます。
11月28日16時43分~51分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
昨日の気流が嘘のように改善しています。
南半球のグレーのコロコロ縞が暗斑の連なりに見えているし高緯度には赤斑も見えています。
こういう時に限って大赤斑のいない面がずっと続きます。
11月28日17時17分~24分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=400、4000フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
気流が良いので久しぶりに土星にも向けてみました。
11月28日17時30分~38分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
南半球のコロコロ縞の北にくっついて海老茶色に見える「島」は北半球の海老茶縞の北に見える海老茶色の「島」と同じものでしょうか。
11月28日18時22分~30分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
段々気流が悪くなってきました。
木星の右端にくっついて見えているのはエウロパです。
11月28日19時13分~21分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
高度が30度くらいに下がりかなり気流の影響を受けています。
北半球海老茶縞の切れ目が中央やや左に見えています。白さが無くなりました。切れ目の右側の縞の南側が青黒い帯になっています。
明日は移動性高気圧の後面で地上は穏やか、上空の気圧の尾根も接近し等高度線の間隔も広がり風速も落ち、大赤斑が良いタイミングで正面を向くので大いに期待しています。
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