木星と金星 2021/11/11
日没とともに望遠鏡を展開しました。もう金星と木星が同時に観測可能となっています。
昨日と同じ気圧配置なのでめちゃくちゃな気流でボケボケかと思いましたが意外と金星は形が整って写りました。
11月11日16時47分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=50、18000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径は29.2秒。毎日0.4秒ずつのペースに加速しています。
すぐに木星を導入。
11月11日16時57分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
まだ気流でメラメラしていましたが昨日よりもかなり改善していました。
イオの影が落ちていました。色付き白斑が中央を過ぎたところです。
11月11日17時51分~59分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=380、6000フレームを60%スタック×8、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
エウロパの影は離れ色付き白斑も沈みかけ、見どころの少ない面に移っていきます。
11月11日18時57分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
次第に気流が悪くなってきました。
この先は次第に冬型は緩み上空寒気も落ち着くので昨日ほどの荒れ荒れになることは無いでしょう。
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