火星食前の月 2021/12/03
未明の東北東の空にレナード彗星が明るくなってきているのですが残念ながらベランダからは庇の影で射程外。
今朝は火星が月に隠される火星食が見られるので早起きして月を導入して明るくなっても見失わないようにする作戦でした。
まずは細くなった月を撮影。
明日が新月となる月なので高度が低く日出前の空が明るくなっていく中でギリギリまで待って撮影。
12月03日06時02分 D=127mm、F=1500mm、ASI294MC、SharpCap 4.0、10ms、Gain=430、1000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、縮小
6cmの屈折で地球照と写した方が美しいのですがあくまでも拡大にこだわります。
低空の悪気流でしたが何とかクレーターも写りました。
肝心の火星食は月も火星も暗いもの同士が明るい太陽のそばで起こす現象なので火星が空に溶け込んでしまいあきらめました。
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