木星と金星 2021/12/04
穏やかなまま夕暮れを迎えました。高層天気図ではジェット気流の軸は八丈島付近まで南下しましたが上空は相変わらず西風が強く吹いています。
12月04日16時26分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=50、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
昨日と同じくらいの揺れ方でした。
視直径は41.0秒。日々0.7秒ずつ大きくなるようになりました。
12月04日16時37分~41分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=350、6000フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
日没直後のラッキー時間帯なのかボケボケは避けられました。
大赤斑が見え始めています。五つ子白斑の位置もかろうじてわかります。このあとが楽しみです。
中央付近にイオの影、右端にイオの光点が見えます。
12月04日17時22分~30分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
昨日のように改善する瞬間があるかと期待しましたが裏切られました。
五つ子白斑が並んでいるのが分かります。分かるのはいつも見慣れているからかもしれせん。
夏の良気流の時は衛星の影は真っ黒い円に見えましたが冬の気流ではぼやけて濃いグレーにしかまとまりません。
この後急速に気流が悪くなり木星はアメーバに変身してしまったので早々に終了です。
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