木星と金星 2021/12/15
昨日日中の寒さが嘘のような穏やかな晴天で下層は安定。上層の偏西風も強くはなく下層から上層まで風向もそろっています。
12月15日16時30分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=80、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径は49.0秒。昨日よりシャープに写りました。極のほうは尖って突き刺さりそうです。
12月15日16時38分~46分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
昨日より気流は改善しています。
しかもなぜか日没直後のラッキーイメージタイム。寒い季節の穏やかな日没後の時間帯は日中の日射による上昇流も止まって大気境界層内で対流が収まり一時的に安定するためなのか?。
見所の少ない面でしたが救いはガニメデ本体が黒点で写ってアクセントになっています。
12月15日17時32分~40分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
1時間経過してもガニメデの位置が変化しただけで見た目おなじ感じ。
ラッキーイメージタイムは終わって揺れが大きくなってきました。静かに晴れているので地表付近から放射冷却で冷気が溜まり逆転層が形成されその上では風が吹いているため逆転層付近で乱流となるのか?
であればタワーマンションの最上階のベランダ天文台は逆転層の上になる可能性もあり木星の見え方が良いのか?
だったら引っ越すか ←ありえない。
1時間後も撮影してみましたが高度が30度を切って低空の気流の影響が大きくなりボツ。
明日は天気下り坂、明後日からは冬型で寒気流入の予報でまたしばらく嘆きの木星面のようです。
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