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2021年12月 3日 (金)

木星と金星 2021/12/03

地上は穏やかでしたが上空は200ノットの西南西からのジェット気流が流れていました。

Ven_20211203_1629
12月03日16時29分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=50、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

やはり昨日より気流は悪化していました。
視直径は40.3秒。金星の明るさは見えている面積で決まるようです。今日はマイナス4.7等級で今が一番明るい時期です。これから視直径はもっと大きくなりますがさらに欠けて細くなっていくので見えている面積は小さくなってしまい光度は下がります。


Jup_20211203_1822
12月03日18時18分~26分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

木星も小刻みに揺れが続いていました。意外と好調な日没直後でもボケボケでした。しかも見どころの少ない面なのですべてボツ。
一時的に気流が少し良くなったこの1枚だけ採用です。
北半球海老茶縞の中央やや右は以前縞が切れていた部分と思われます。そこから左委方向は縞の幅が広がっているようです。

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