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2021年12月 2日 (木)

木星と金星 2021/12/02

朝から夕方まで快晴が続きました。高層天気図でも東経140度のN30-N40間の等高度線が昨日9本が7本に減り少しずつ落ち着きを取り戻しつつあったようです。
日没を待ってすぐに撮影開始。
Ven_20211202_1627
12月02日16時27分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=50、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

昨日の気流は何だったんだというくらい大きく改善しています。
視直径は39.7秒。明日には40秒を越えてきます。木星よりも大きく見えています。

すぐに木星に望遠鏡を向けて見ます。
Jup_20211202_1634
12月02日16時31分~35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを60%スタック×6、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

日没直後は不思議と気流が安定していることが多く南中直前で高度も十分ありまずまずの見え方でした。
大赤斑が中央を過ぎたばかりのタイミングで白斑との位置関係も分かります。
五つ子白斑の4番目は大赤斑の中央経度を通過、平べったい白斑が大赤斑の左側の経度にかかり始めています。

Jup_20211202_1728
12月02日17時23分~31分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

日没直後のラッキーな安定時間を過ぎ少し気流が乱れ始めました。南西方向からは切れの悪い雲が流れ込み始めました。
平べったい白斑と5番目白斑の距離がかなり近くなりました。

18時前にはべったりと雲に覆われて終了。

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