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2021年12月14日 (火)

木星と金星 2021/12/14

午前中みぞれが降ったりしましたがゆっくり回復。日没時は雲の隙間から金星も見えたので撮影開始

Ven_20211214_1632
12月14日16時32分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=80、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

視直径は48.2秒。金星は明るい上に直焦点撮影なのでちょっと雲がかかってもへっちゃらです。
昨日よりも小刻みな揺れは収まっていましたが下層風による波打つ感じの揺れがありました。上層の強風は弱まってきましたが下層の気流が雨が降ったりして不安定な状態のようです。

Jup_20211214_1804
12月14日18時02分~05分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、3500フレームを60%スタック×3、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

しばし雲が邪魔しましたがだいぶ気流は改善しました。と言っても昨日と比べての話です。やはり上層のジェット流の強さが大きく影響するようです。
左端にエウロパが木星面の経過を開始しようとしています。
南半球の右端には沈みかけの大赤斑の赤味、中央付近に色付き白斑。
北半球の海老茶縞の南側に黒っぽい塊が点々と見られます。

Jup_20211214_1842
12月14日18時38分~46分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

エウロパが木星面上に白くかすかに見えています。
北半球の海老茶縞の中央付近あたりは南側が結構黒ずんでいます。

この後雲がかかり続けるうちに高度が下がったので終了。

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