木星と金星 2021/12/24
北から覆っていた高気圧の一部が千切れて移動性高気圧となり南東に去りました。2日続けて夕方から発生していた風のぶつかりによるキレの悪い雲は今日の日没頃には見当たらず穏やかな夕暮れ。
12月24日16時26分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=90、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径は56.1秒。日が当たって見えている部分の輝面率は7.9%です。
大きくなりましたが紐のように細くなったため見えている面積が減って一番明るかった時よりも少し光度が下がっています。
12月24日16時34分~42分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理
高層のジェット気流は強まっていますがまだ寒気の流れ込みは無いので何とか採用できる写りでした。
南半球右端にほとんど沈んでしまった大赤斑の赤。中央付近に色付き白斑が見えています。すぐ左下直下には五つ子白斑と同じ緯度を移動している白斑がいます。
この後西から広がってきた低気圧に伴う雲がかかってきて曇ってしまって早々に終了。
明日午後から寒気の流れ込みの影響が出そうですが夕方まで持つかどうか。
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