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2022年1月 2日 (日)

木星と金星と水星 2022/01/02

冬型が崩れて小さい高気圧が移動性となって南海上に進んできました。穏やかそうなので自転車始めしようと思っていましたが風のぶつかりによるキレの悪い雲が11時頃までかかって気温が上がらず断念。
代わりにホイールのハブをグリスアップして過ごしました。

午後になって今日も金星撮影です。
Ven_20220102_1319
1月02日13時19分 D=127mm、F=1500mm、IR850、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=100、25000フレームを5%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

視直径は61.5秒。日が当たって見えている部分の輝面率は1.8%です。太陽からの離角は東に11.3度。
昨日よりも気流が良くなって両極のほうまで写りました。弧が180度よりも広く感じます。

水星
Mar_20220102_1331
1月02日16時15分 D=127mm、F=1500mm、IR850、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=180、30000フレームを5%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

視直径は6.0秒。日が当たって見えている部分の輝面率は75%です。太陽からの離角は18度あり金星よりも見やすくなっています。
赤外で撮影すると中央付近の欠け際になにやら模様のようなものが見えています。この望遠鏡で視直径1.8秒角の時のガニメデに濃淡が写っていたので気流さえよければ水星の模様が見えても良い気がします。

Jup_20220102_1637
1月02日16時34分~42分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

気流は昨日よりもさらに改善し今年の木星採用1枚目です。
日没直後のラッキーイメージタイムで大赤斑と白斑たちが見えます。当たり前ですが今年一番の写り。

30分後には気流が荒れてしまってボツ。

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